総合面
ENEOSグローブ、エコ・&アースキャンぺーン
LPガス1400トン拡販 ENEOSグローブ ガス外収益10億7000万円 杉13万本分のCO2削減効果
ENEOSグローブは14日、エコ&アースキャンペーン2018の最終結果が一般ガス機器部門のガス外収益10・7億円(一人当たり56万円)、CO削減効果1820㌧(同955㌔㌘)、LPガス拡販効果1400㌧(同734㌔㌘)に上ったことを明らかにした。CO削減効果は約13万本の杉の木に相当する。
キャンペーンは7年目となり、累計でガス外収益59・1億円、CO2削減効果1万㌧、LPガス拡販効果8061㌧と積み上がった。
8年目の19年キャンペーンでは、7~12月の一般ガス機器部門にチャレンジクラスを新設し、底上げを図る。4~12月には燃転、GHP、エネファーム、うちエネ、電力の各部門をパワーアップして展開する。
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群馬・南牧村 庁舎にGHP120馬力
災対バルク補助活用 45kVA非常用発電機も
(写真)合計120馬力の室外機を1階に1台、2階に4台に分けて設置した
(写真)伊藤好則・富岡ガス事業協同組合理事長(左)から説明を受ける長谷川最定村長。右端は山田陽一・群馬県LPガス協会会長
群馬県南牧村(長谷川最定村長)は、村庁舎の空調設備として合計120馬力のLPガス仕様GHPを導入した。LPガス振興センターの2018年度災害対応バルク助成制度を活用した設備更新で、大型非常用発電機も導入。併せて新設した2㌧分の貯蔵で、災害時に孤立に追い込まれても約3週間分の空調環境や電源、熱源を確保した。
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<平成、そして新時代へ>
新日本ガス・髙井孝訓社長
組織整え さらに飛躍
一昨年5月の社長就任時、「29年間社長を務めた井宏康会長が背負ってきた責任を少しでも肩代わりすることができた」と心境を語っていた。就任前から多岐にわたる社内システムを見つめ直し、時流に即した新体制へ再構築してきた。目に見えにくい点もあるだろうが、こうした一つひとつが有効に機能することがより効果的な営業活動、企業経営などにつながることを井孝訓社長は見極めている。
首都圏版
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ニチガス・和田社長「驚くほど安価に」
驚くほど安価な通信技術を浮島充填基地で実現へ
和田眞治・ニチガス社長は取引先店会のニチガス会が8日、東京・丸の内の日本工業倶楽部倶楽部で開いた春季研修会であいさつし、デジタル技術の追求と実装でエネルギーを軸とした新たな事業基盤づくりに注力する方針を示した。来年4月に竣工予定の川崎市浮島地区の充填基地建設に言及し「驚くほど安価な通信技術を実現する」と力を込めた。
新設する充填基地は月間処理能力5万㌧で世界最大級の規模になる。だがそれ以上に注目されるのが、情報通信技術を駆使した無人運営やLPガス容器の追跡管理(トレーサビリティー)の具現化だ。
地方版
北海道=道南支部青年委、初の高齢者向け出前教室
Siコンロ 安全・利便つぶさに
南支部青年委員会(澤田導俊委員長)は10日、初の高齢者向け出前教室を函館市の社会福祉法人・福寿荘さくら館で開いた。授業は「今どきのガスコンロの安全性を学ぼう」をテーマに、LPガスとの上手な付き合い方を解説した。
函館市石川町会(山﨑敏昭会長)の50人超を対象に約1時間の授業を展開した。
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東北=秋田県大仙市、小中9校にLPガス仕様GHP導入へ
県協の提案が実る
大仙市
小中9校にGHP導入へ
秋田県協と大仙・美郷協議会 要望活動が成果
大仙市の小中学校9校にGHPが導入されることが1月中旬に決まっていたことがわかった。秋田県LPガス協会(木村繁会長)と地元の大仙・美郷LPガス協議会(本間隆二会長)が昨年10月、公共施設へのLPガス設備の採用を求め、同市に要望書を提出しており、これが実った。
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近畿・四国=仮設住宅に衣類乾燥機
愛媛県協が3市に13台貸与、西予市で贈呈式
愛媛県LPガス協会(須賀秀行会長)は8日、西予市役所本庁舎で昨年7月の豪雨災害(西日本豪雨)を受け建設された応急仮設住宅に設置したガス衣類乾燥機の贈呈式を行った。西予市内の仮設住宅には8台を貸与。地域からの関心度が高く、式の模様をNHKや民放各局が報じた。
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九州=体育館にLPガス空調を!
長崎県協が地元新聞と民放に広告やCM
体育館にLPガス空調を
大震災8年目に訴求
長崎県協
長崎県LPガス協会(荒木健治会長)は東日本大震災から8回目の「3・11」を迎えた11日、地元新聞3紙と民放4局に広告やCMを提供し、災害時の避難所となる学校体育館へのLPガス空調設備導入を訴えた。
県内の学校体育館の空調設備設置率はわずか0・4%(文部科学省まとめ、2017年)。九州では熊本地震(16年4月)、九州北部豪雨(17年7月)をはじめ、大型台風や集中豪雨など夏場の災害が多発していることから「停電が発生した場合も、災害に強いLPガスは備蓄でき、発電もでき、空調が使える」とアピール。「あなたは空調設備のない体育館で避難所生活に耐えることができると思いますか?」と問いかけた。
協会は広告原稿のチラシ・ポスター化を検討している。
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住設・新技術
パロマ、新ビジョン 顧客志向の文化を深耕
「お客さまのために、だからパロマ」発表
パロマ(本社・名古屋市、中島真也社長)は6日、東京・港区の第一ホテル東京で開いた2019年度方針説明会で、19年を初年度とする3カ年の新中期経営ビジョン「お客さまのために、だからパロマ」を発表した。新ビジョンでは、顧客の声を製品開発などに能動的に取り入れてきた企業文化をさらに深耕し、経年機器の取り換え促進や販売単価アップを目指す。
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GHPとコ・ジェネ版
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GHPフォーラム2019、全国7会場で開催決定
学校空調と強靭化
GHPコンソーシアムは2月22日に普及促進部会を開き、今年で21回目となる「全国縦断GHPフォーラム」を、全国7会場で開催することを決定した。
GHPは猛暑対策の教室空調に加え、災害対応にも直結する体育館への空調機設置も進むことになる。補助金もLPガス仕様機では昨年の5倍の31億円規模になる見込みだ。こうした状況を受け、今年の開催テーマは「新時代 GHPに新たなチャンス~学校空調と国土強靭化~」とする案が有力となっている。
特集記事
<四国流通マップ特集>
ニーズとらえ商機拡大
本紙独占企画のLPガス流通マップ特集は4年ぶりに四国ブロックを取り上げた。四国業界の課題はエネルギー自由化、オール電化、災害対策や人口減少への対応など数多いが、事業者は保安を軸とした顧客との信頼関係や営業ノウハウを生かし、生活者にLPガスの快適さを提供して競合エネルギーと戦っている。大競争時代を乗り越えるため足元を再検証し、地域のニーズをとらえビジネスチャンスを獲得していきたい。
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- 頼れる事業者に、サービス拡充・災害対応に力
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東洋計器、第37回東計会
AIでサービス付加価値化
- AIでサービス付加価値化
- 研究会「IoT時代のLPガス経営」
- お得な料金プラン提案 劣化予測・見守り高度化
- 配送最適化を実現 プリベイドや電子決済も
東洋計器(本社・松本市、土田泰秀社長)は1日、東京・新宿の京王プラザホテルで「第37回関東東計会」を開き、全国11会場での東計会が幕を開けた。IoT(モノのインターネット)・AI(人工知能)時代の到来、労働力の減少、働き方改革、国土強靭化などの環境変化に対応し、研究会では「IoT時代のLPガス経営」をテーマに報告。LPWA(省電力広域)無線方式のガスメーター用送信機「IoT―R」の機能の紹介と併せて、ディスアグリゲーション技術(PR型メーター)やAIの利活用による業務効率化と顧客サービスの高付加価値化を提案し、ガス事業経営の変革を訴えた。会員企業から約600人が出席し、最先端のエネルギー産業像を学ぶ機会となった。