プロパン・ブタンニュース

総合面

TOKAIホールディングス、伊勢崎ガスと業務提携

関係強化へ株式2割取得

TOKAIホールディングス(本社・静岡市、鴇田勝彦社長)と伊勢崎ガス(本社・伊勢崎市、田島義文社長)は8月26日、両社のガス事業の発展と、地域・暮らしに貢献するインフラサービス事業者となるべく、今後相互に連携・協業していくことに合意し、業務提携契約を締結したと発表した。業務提携推進の関係強化の一環として、TOKAIHDは伊勢崎ガスが発行する株式の20・7%を保有する。

九州北部、広域で冠水

LPガス被害の全容解明はこれから

転倒するも張力式ホースで流出を免れた容器。

脇を流れる用水路の氾濫によるものか(佐賀県大町町、8月29日)

九州北部で観測史上最大の猛烈な雨となり、気象庁は8月28日午前、福岡、佐賀、長崎の3県に警戒レベル5に相当する大雨特別警報を発令、88万人に避難指示を発令した。豪雨の影響で同30日正午現在、佐賀県武雄市で2人、福岡県八女市で1人が死亡。佐賀県などで大規模な冠水が相次ぎ、LPガス供給設備関連の被害も予想されるが、通行不能となっている地域も多く、3県LPガス協会への被害報告が出揃っていないのが現状だ。

  • 中東情勢変化で新国際資源戦略検討を(エネ調基本政策分科会)
  • 9月CP、プロパン20ドル安の350ドル ブタンは横ばいの360ドル

首都圏版

  • アイダエナジー(安曇野市)、全戸に「IoT-R」導入へ 構造改善補助活用で
  • コバプロ(横浜市)、LPWA化を加速 5週間で97台設置
  • 有明テニスの森インドアコートが五輪施設初の「プロジェクト認証」JIAが審査

地方版

  • 北海道=各地で秋の商戦スタート 需要喚起へ展示会では趣向凝らす
東北=東北中核充填所協議会が幹事会で意見交換

災害時の供給体制応変に

東北地域中核充填所等連絡協議会(鷲足直樹会長)は8月22日、仙台市のホテルJALシティ仙台で今年度1回目の幹事事業者会を開いた。20人が出席して中核充填所の立地バランスと供給体制について意見交換し、有事の際は割り振った供給担当地域を超えて対応する必要もあるとの声が上がった。

中部=マルヰ(加賀市)、「地方創生SDGs」に入会

石川県業界では初

マルヰ(本社・加賀市、小新吉彦社長)は8月7日、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に入会した。石川県内のLPガス販売店として初の会員となる。

  • 中部=三谷産業グループ、健康訴求へ感謝祭でスポーツ体験会も開く
  • 近畿・四国=園部協同ガス(南丹市)、市町民の困り事を異業種連携で解決
  • 近畿・四国=京都府協、南丹市と京丹後町に「体育館へLPガスGHP」を要望
  • 中国=岡山県協、保安講習会開きQ&Aで設備工事の注意点を確認
  • 中国=鳥取ガス、松江市ガス民営化で意見書 検討委改選含め公正に
  • 九州=<地元企業の底力>エズコ(熊本市)、リフォームを積極化
九州=福岡県協の「ガス機器拡販キャンペーン」スタート

衣類乾燥機限定企画も

福岡県LPガス協会(和田博実会長)は8月20日、今年度の「ガス機器拡販キャンペーン」をスタートした。オール電化や競合エネルギーに対抗しガス機器の購入と燃転を促進するため、来年1月31日までの期間中、対象機器購入者に抽選で10㌘の純金小判やブランド米など総額300万円の商品を贈呈する。

住設・新技術

  • ジェルコ、建設・リフォーム団体で初のGLTD制度を開始
愛知時計電機、シンプルで低コストな新データサービス

「アイチクラウド」開始

23日の発表会で新サービスを説明した。(左から)
安井博司取締役上席執行役員営業本部長、堤和也営
業本部ガス営業推進部副部長、河上智洋執行役員営
業本部副本部長IoT推進部長

愛知時計電機(本社・名古屋市、星加俊之社長)は11月から、LPWA(省電力広域)無線技術を活用し手軽に遠隔自動検針システムを構築できるデータサービス「アイチクラウド」を立ち上げる。これまで多大な投資が必要だった集中監視システムなどの業務支援サービスを、クラウド上のアプリケーションを利用することで低廉かつ長期間安定的に運用できる新サービス。ガスメーターから取得した計測値を、他社が提供するウェブ請求サービスや配送合理化システムなどと連携できる仕組みも持たせた。将来的には多様な付加価値サービスをスマホアプリのように自在に組み合わせて利用できるサービスに発展させる。

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