総合面
日協賀詞交歓会、環境貢献や災対力で「質」向上を追求
2025年ビジョン達成へ全力
日協賀詞交
持続可能な社会支える
環境貢献や災対力で「質」向上を追求
2025年ビジョン達成へ全力
日本LPガス協会(荒木誠也会長)は8日、東京・新橋の第一ホテル東京で新年賀詞交歓会を開いた。今年のスローガンは「サステナブルな社会と暮らしを支えるLPガス~青い炎のメッセージ」とした。荒木会長は、最大需要1600万㌧を掲げた2025年ビジョンの達成に向け、数量面のみならず、持続可能な社会を実現するための環境政策への貢献や災害対応能力の強化など「質」の面での向上が重要だと指摘。海外情勢については、同日朝(日本時間)米国とイランの対立を巡りイランが報復攻撃に出たことに触れ、動向を最大限注視しながら安定調達の強化に取り組む姿勢を改めて強調した。
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災害対応バルク補助金が過去最大規模の41億円に
オートSの発電機導入も
災対バルク
過去最大の41億円補助
19年度補正20年度予算案 オートSの発電機導入も
政府が12月20日に閣議決定した2019年度補正予算案と20年度予算案で、災害対応バルクなど災害時に備えた自衛的燃料備蓄に関する補助金予算(LPガス分)が前年度から9・6億円増となる41・1億円を計上し、過去最大規模となった。各地で自然災害による長期停電の被害が相次いだことを受け、19年度補正予算ではバルク設置と併せて自家発電機の導入を補助要件とし、オートガススタンドへの発電機導入の支援も盛り込む。
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東日本版
レモンガス、都市ガス軸に顧客開拓へ
今春メドに杉並・練馬エリアに拠点
都心2号店
今春杉並・練馬に
都市ガス軸に顧客開拓
レモンガス
レモンガス(本社・平塚市、東京、赤津欣弥社長)は都市ガスをメーンに電気、LPガス、宅配水「アクアクララ」、光回線の都心客を開拓するため東京都杉並、練馬両区エリアに、今春をメドに新たな拠点を設ける。2018年4月に荒川区に開設した都心1号店、日暮里支店に次ぐ東京23区内の2号店となる。
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西日本版
伊丹産業グループ、年商1370億円へ初出式
現場力強化を再徹底
現場力強化を再徹底
年商1370億円へ初出式
伊丹産業グループ
伊丹産業(本社・伊丹市、北嶋一郎社長)は2日、伊丹市の伊丹シティホテルで2020年初出式を開いた。社員や協力会ら約1600人が出席した。社会環境の変化に対応し原点に戻り足腰を鍛え直すため、昨年に続き「現場力強化」をスローガンに設定。「ゼロに戻り考え直し多くの改善・合理化につなげよう!」を掲げ単独で1128億円、グループで1370億円の売り上げを目指す。
愛知県幸田町が小中学校9校にGHP
電気と比較し全面採用決める
小中学9校にGHP
電気と比較、全面採用 LPガス4校
愛知県幸田町
愛知県幸田町(成瀬敦町長)は町立小中学校9校(小学6校、中学3校)の普通教室と特別教室計198教室にGHPを導入した。室外機52台を設置し1月から暖房を始めた。うちLPガス仕様は4校66教室で室外機18台を設置。燃料は協同組合西三エルピーガス保安センターが供給する。
全国の公立小中学校で空調設備の設置が進むなか、幸田町はGHPとEHPを比較し導入を検討してきた。
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<2020年流通段階別課題と展望>
2020年 流通段階別課題と展望
2020年が幕開けし、新年号「令和」としては初めての年明けになる。年明け早々の米・イラン関係緊迫など世界情勢の不透明さは増す一方、国内では自然災害が多発している。原油に比べて中東依存度が低く、災害時にはエネルギー供給の「最後の砦」としてLPガスへの期待は高まっている。エネルギーの自由化時代により競争が激化するなか、LPガスはいかに消費者に選ばれるエネルギーとして勝ち残っていくか。中央団体の新春メッセージ(年頭所感)から流通段階別に20年を展望した。
住設・新技術
ノーリツ、価格抑えたハイブリッド給湯システムの新製品を発売へ
省エネで機能も充実
ハイブリッド給湯システム
価格抑えた新製品
ノーリツ 省エネで機能も充実
ノーリツ(本社・神戸市、國井総一郎社長)は家庭用ハイブリッド給湯システムのラインアップを拡充し、価格を抑えた給湯・風呂タイプ「ユコアHYBRID―S」(戸建て住宅用)=写真=を4月1日から発売する。税別価格はシンプルリモコン付き66万円、無線LAN対応リモコン付き69万1800円。本体価格は従来品より約10万円安い。
パロマ、「羽呂真(ぱろま)」デビュー
バーチャルユーチューバー
パロマ
「羽呂真」デビュー
バーチャルユーチューバー
パロマ(本社・名古屋市、中島真也社長)がガス機器メーカー初のバーチャルユーチューバー「羽呂真(ぱろま)」を制作した。昨年12月15日、名古屋市の中京テレビで行われた「ナゴヤVtuber まつり」でデビューし、公式ユーチューブチャンネル「羽呂真とトリカ」で動画の配信を始めた。
羽呂真は同社が消費者とのコミュニケーションを図る手段として、動画プラットフォームやSNSを活用するなかで生まれたキャラクター。
- ウォーターネット、熱中症予防活動「ひと涼みアワード」で3年連続の最優秀賞