総合面
T&Tエナジー、中部で都市ガス参入
取次事業者にTOKAIとマルエイ
T&Tエナジー中部で都市ガス参入
取次事業者 TOKAIとマルエイ
昨年10月に東京電力エナジーパートナー(本社・東京、秋本展秀社長)とTOKAI(同・静岡市、小栗勝男社長)の折半出資で、愛知、岐阜、三重の東邦ガスエリアでの都市ガス小売事業を目的に設立されたT&Tエナジー(同・名古屋市)の酒井浩史社長は14日、東京・中央区の東電EP本社で記者会見し、昨年11月27日付で電力小売登録を完了、1月からTOKAIとマルエイ(同・岐阜市、澤田栄一社長)を取次事業者として都市ガス顧客の獲得を開始することを明らかにした。
酒井浩史社長
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- 日本コミュニティーガス協会、創立50周年で来年にかけ記念事業を展開
- 電力スイッチング、12月末で1457万件
アクアクララレモンガス 建売住宅に挑戦
都市ガスと電気拡大に注力
都市ガスと電気拡大
アクアクララレモンガス 建売住宅に挑戦
アクアクララレモンガスグループは創業77周年を迎える今年、国内事業では都市ガスと電気の顧客拡大に注力する一方、新たに米国シリコンバレーで16年に創業したHOMMA(創業者=本間毅氏)に出資し、建売住宅「スマートホーム」事業にも挑む。16日に東京・丸の内のパレスホテル東京で開いた新春の会で、赤津裕次郎・アクアクララホールディングス社長兼アクアクララ社長、赤津欣弥・レモンガス社長が明らかにした。
- サーラコーポレーション、第4次中計始動 22年度売上高2350億円目指す
- エア・ウォーター、省スペース化実現のLNGサテライト設備を開発
- 大陽日酸、特約店との関係強化 4月から110周年キャンペーン
首都圏版
ミライフ、1000億円企業へ持続成長
CRM戦略スタート
1000億円企業へ持続成長
ミライフ CRM戦略スタート
ミライフ(本社・東京、椎名忠聡社長)と販売店で構成するミライフ会(尾崎義美会長)は13日、東京・千代田区の帝国ホテルで賀詞交歓会を開いた。今年も「現場第一主義を貫き、お客さまと販売事業者に向き合い〝寄り添う〟」方針に沿い▽保安体制の品質維持・強化▽需要創造の強力な推進▽働き方改革に沿った生産性向上―に取り組む。CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)戦略への本格着手により環境変化に迅速に対応し、2027年の売上高1千億円達成に向けて持続的な企業価値の拡大を図る。
- 日東エネルギー、都市ガス事業に全力 機器販売やリフォーム事業も強化
- サンリン、エノキダケ生産会社 4月に完全子会社化
- 2020 業界新春語録
地方版
北海道=登別ガス協組、冬季夜間の地震想定し防災訓練
災害時の課題洗い出し
対策本部となった組合事務所に発電機で電力を供給した
登別ガス協組
災害時の課題洗い出し
防災訓練 冬季夜間の地震想定
登別ガス協同組合(本所・登別市、斎藤正史理事長)は12月18日、単独で防災訓練を実施した。冬場の夜間に地震が発生し全域停電したとの想定のもと、職員間の連携や巡回経路などを確認しながら、有事に備え課題の抽出を行った。
- 北海道=LPガスで災対を! 岩谷北海道が自治体や施設向けのセミナー開く
- 北海道=道業界新春語録
東北=イワタニ東北、本社を若林区荒井に移転
地域防災に力 ガス外事業強化
本社と仙台支店仙台営業所が入る新社屋。地下鉄荒井駅から500㍍の距離に立地する
非常用LPガス発電機と災対ユニット付きバルク
イワタニ東北(本社・仙台市、只野龍一郎社長)は本社社屋を若林区荒井7―40―1に新築移転し、12月16日から営業を開始した。仙台支店仙台営業所も同所に移転した。これを機に機器販売やリフォームを一層強化していく考えだ。
従来の同区卸町東の社屋は事業拡大に伴い手狭になっていた。「非常用発電機や災害対応バルク、GHPなどの販売、物販やリフォームを強化するための拠点を整備したい」(只野社長)との考えから社屋の新築移転を決めた。
- 中部=岐阜県東白川村の診療所と介護老健施設を災対バルクで強靭化 発電機や炊き出し設備も
近畿・四国=日プロ徳島、貯蔵能力が県内最大90トンに
有事対応強化 地域貢献に拍車 南海トラフ地震へ備えも
30㌧タンク3基体制を整えた日プロ徳島。災害対応を視野に一層の安定供給に努める
山田唯二社長
30㌧タンク増設 日プロ徳島
貯蔵能力 県内最大の90㌧
有事対応強化 地域貢献に拍車
日プロ徳島(本社・徳島県藍住町、山田唯二社長)は昨年11月1日、LPガス充填所に増設を予定していたプロパン30㌧貯槽を設置した。南海トラフ巨大地震など自然災害に備えるため、創業50周年の2017年に工場施設を全面的にリニューアル。充填設備だけでなく土地と水利を改善し、震度7の耐震性を備え、30㌧タンクを2基構えた。今回の増設で貯蔵能力90㌧と県内最大のキャパシティーを持つ充填所として稼働した同社。販売店と直売顧客にさらなる安定供給を心がける。
- 近畿・四国=香川県防災協の訓練でFRP容器の火災実験も実施
- 中国=ヤマサン会青年部新会長に杉原慶太郎氏(杉原本店) LPガス増版へ全力
- 中国=島根青年部が中学16校にSiコンロ106台寄贈
- 九州=九州業界賀詞交換会、280名が参加し系列超え意見交換
住設・新技術
エコジョーズ1000万台突破
省エネ性評価でZEHでも注目
エコジョーズ1000万台突破
省エネ性評価 ZEHでも注目
日本ガス石油機器工業会(髙木裕三会長)はこのほど、2002年から販売を開始した高効率ガス給湯器『エコジョーズ』の出荷台数が昨年12月末に累計1千万台を突破したと発表した。
エコジョーズは給湯排気熱を再利用して効率よくお湯を沸かすガス給湯器。給湯熱効率は従来型の約80%と比べ95%にアップしており、CO2排出量も約13%削減できる。
機器メーカートップが語る「2020年わが社の戦略」
- ノーリツ・國井総一郎社長=社会課題の解決を支援
- パーパス・髙木裕三社長=ITやIoT技術活用
- パロマ・中島真也社長=取り換え需要を喚起
- 新コスモス電機・髙橋良典社長=世界のガス事故なくす
- NTTテレコン・深澤充社長=地域社会に寄り添う