ゼロエミ時代も重要な役割を

日本ＬＰガス協会（荒木誠也会長）は17日、オンラインによる２０２０年度の定時総会を開き、ＬＰガス高度利用や同燃料船開発、災害対応力などの継続推進を決めた。荒木会長は総会後に専門紙に向けて発表した談話の中で「従前からの施策とともに、ゼロエミッションの動きのなかにあっても必要不可欠な分散型エネルギーとして重要な役割を果たすよう、産官学を挙げた新たなイノベーションづくりにも積極的に取り組む」と抱負を述べた。

映像配信など段階的に導入

保安教育もリモートに
経産省 映像配信など段階導入

経済産業省産業保安グループは、安全技術普及事業のうち保安専門技術者指導事業と地域保安指導事業について、情報端末やウェブを活用した「ｅラーニング」などによる遠隔教育を段階的に導入する。６月４日に開かれた産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会の第４回会合で新型コロナウイルス感染症対策の一環として明らかにしたもので、安全確保を前提に可能な範囲で産業保安規制を柔軟に運用する。

表彰式は中止に

ＥＧＥ九州
店会対抗１位は大分
「パワーアップ19」 表彰式は中止に

ＥＮＥＯＳグローブエナジー九州支社（小笠原富男取締役常務執行役員支社長）は６月、販促キャンペーン「パワーアップ２０１９」の受賞者を表彰した。店会対抗賞では大分ＥＮＥＯＳガス店会が、全店対抗主要３部門総合得点賞では吉村アクティブ産業が第１位を獲得した。

容器関連商品

容器関連商品
鋼板にカラー注文印刷
髙橋産業 「レイオン加工」開始

髙橋産業（本社・京都市、橋卓也社長）は、ＵＶ（紫外線）プリンターを活用した新サービス「レイオン加工」の提供を始めた。隔壁パネルやツインカバーなどで使用するガルファン鋼板に、写真やイラストから取り込んだ図柄、模様などをフルカラーで印刷。製品一つから個別に対応できる。色が無限の「レインボー」と、環境に合わせ模様まで変化する「カメレオン」からレイオン加工と名付けた。

２４日から第２回公募開始

災対バルク補助金
24日から第２回公募
19年度補正 対象機器にＧＨＰ

経済産業省の「災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金（災対バルク補助金、執行団体・ＬＰガス振興センター）」の公募が始まった。２０１９年度補正分の第１回公募は19日に終了したが、第２回が24日～７月10日まで、第３回が７月15～31日まで受け付ける。20年度分の公募開始は19年度補正分の最終公募期間と同時期を予定し、補正分の公募終了見込み時期に合わせ変動。補助対象となる設備機器のうちＧＨＰは、系統電力が途絶しても稼働する自立型を基本とする。ただし固定式のＬＰガス発電機が設置されていて、災害時にＧＨＰを稼働するのに十分な電力を賄えるのであれば、他の仕様機も対象に含める。

「ＨＶＡＣ＆Ｒ」中止受け ウェブで展示会

ヤンマーＥＳ
最新機器や情報を発信
「ＨＶＡＣ＆Ｒ」中止受け ウェブで展示会

ヤンマーエネルギーシステム（本社・大阪市、山本哲也社長）は５月22日から、ガス冷暖房システムのウェブ展示会を実施している。
同社製品をＰＲする場として予定していた冷凍・空調・暖房展「ＨＶＡＣ＆Ｒ　ＪＡＰＡＮ２０２０」が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったことから、それに代わる場として、ＨＶＡＣ＆Ｒ展に展示することにしていた製品・システムや役立つ情報の一部をウェブ上で紹介する企画になっている。
紹介するのは▽超高効率ＧＨＰ「エグゼアⅢ」▽災害時の停電対策▽バイオガス発電―の３項目で、エグゼアⅢについてはポイントとなる技術開発などを担当者が音声動画で説明している。