プロパン・ブタンニュース 3454号
新年特集号 【第1部】
TOKAIグループ、100年企業へ地歩固め
リアルとデジタル融合 購買意欲充足へ全力
2022年が幕を開けたが、世界的にコロナ禍の拡大が止まらず、国内は変種株の蔓延と第6波が懸念されている。LPガス業界はカーボンニュートラル(CN)政策を受け、脱炭素社会への対応を急がねばならない。昨年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画でLPガスはエネルギー供給の「最後の砦」の位置づけこそ得たものの、CNがもたらす脱炭素対応と国土強靭化の役割という二律背反的な使命の両立を求められ、業界は新たな試練を迎えている。そうしたなか昨年、HD化10年の節目を迎えたTOKAIホールディングス(本社・静岡市、鴇田勝彦社長)はグループの中期経営計画「Innovation Plan2024〝DesigntheFuture Life〟(IP24)」を策定、100年企業を目指し地歩固めに乗り出した。足元ではエネルギー事業のTOKAI(小栗勝男社長)などグループ各社がコロナ時代の顧客接点のあり方を追求し、CNビジョン達成へ動き始めた。混迷の時代にどう舵を切るのか、鴇田社長に構想を聞いた。
- 本紙予想/流通段階別の天気図
- 経営トップに聞く「わが社の新戦略」
- エネルギー展望
・ 22年情勢と需給見通し
・ 第6次エネルギー基本計画
・ グリーンLPガス
・ DX/LPWA
- LPガス業界 今そこにある危機
- 独自企画「業界版ヒット商品番付」
- 和歌山県業界の公共施設GHP導入事例
新年特集号 【第2部】
- 産業発展へ技術革新に挑戦(WLPGA「LPGウィーク」)
- 地域ブロック別の課題と展望
- 元売・広域ディーラー今年の挑戦
- LPガスFOB価格・CIF価格と為替レートの推移(1962年~2021年)
- 需要開拓最前線ルポ/ニーズ充足 余念なく
- 独自企画「22年初場所大相撲番付」TG編
- 独自調査「22年初場所大相撲番付」LPG編
新年特集号 【第3部】
- 電力レジリエンスに大きな役割果たすGHP/アイシン
- 新春座談会「社会の新たなニーズに応えるGHP提案」
- 22年版GHP・コージェネマップ
- GHPの需給動向と展望
- 22年GHPメーカーの商品戦略