プロパン・ブタンニュース

総合面

「いちご一会とちぎ国体」にグリーンLPガスの炎

炬火台公開開・閉会式盛り上げ

炬火台の前に、福田富一・栃木県知事(中央)と炬火台制作・燃料供給・大会関係者一同が揃った

容器にはグリーンLPガスを一部混合したLPガスが充填されている

1日から開かれている「いちご一会とちぎ国体」、29日からの障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」の開・閉会式に使用される炬火台の披露式が9月23日に宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで報道関係者向けに開かれた。同炬火台の燃焼には、古河電気工業(本社・東京、小林敬一社長)が製造したグリーンLPガスを一部使用する。

台風15号、静岡で水没被害 

LPガス関連も複数施設で被害

台風15号で記録的な大雨被害を受けた静岡県は、県中西部を中心に被害が発生した。特に中部の清水地区では6万3千戸で断水が発生、9月27日現在は給水車の手配や復旧が進みつつあるが、藤枝地区では土砂崩れ被害が発生した。LPガス事業者関連でも複数施設が水没するなど被害を受けた。

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10月CP、プロパン60ドル安の590ドルに ブタンは70ドル安の560ドル

中国PDH需要など弱く

サウジアラムコが9月28日発表した10月積みCPは前月比プロパンがトン当たり60㌦安の590㌦、ブタンが70㌦安の560㌦となった。潤沢な供給に対して需要が弱いことが大幅な引き下げにつながったようだ。AL原油対比は27日時点(未確定)でP72%、B69%。

首都圏版

群馬事業協が児童養護施設に衣類乾燥機を寄贈 

ふわふわの洗濯物に子供たちが喜ぶ

受納式で握手する渡辺誠理事長(右)と須田啓美・希望館八幡の家施設長

群馬県ガス事業協同組合(渡辺誠理事長)は社会貢献の一環で高崎市の児童養護施設、希望館八幡の家(須田啓美施設長)に業務用衣類乾燥機「乾太くん」(8㌔㌘)1台を寄贈した。9月21日に受納式を開き、組合から渡辺理事長、田谷昌也専務理事、中山勝参与、施設から須田施設長と設置先ユニット「幸家(こうや)」の保育士、下山礼子氏が出席した。
渡辺理事長は「施設に入った瞬間に優しさに包まれ、育った子供たちが社会で活躍する人になっていくのが想像できた。LPガスが選ばれ続けるエネルギーとなるよう保安や安定供給、情報発信の一環として社会還元を行っていく。子供たちに少しでも快適に過ごしてほしい」とあいさつ。須田施設長は「子供たちの泥だらけの洗濯物がたくさん出るが、陽が当たりにくいなかで干していた。

サンリン、スキルアップコンテスト開く 

野村・三輪氏に栄冠

営業部門で最優秀賞を獲得した諏訪支店の三輪彩子氏(左)

サンリン(本社・長野県山形村、塩原規男社長)は9月15日、本社で2022年度スキルアップコンテストを開いた。本部、支社、支店から電話応対部門に19人、営業部門に14人が出場し、テーマに沿ってトークスキルを競った。後日順位を発表し、電話応対部門の最優秀賞は営業本部の野村祐希子主任、営業部門の最優秀賞は諏訪支店の三輪彩子係長が獲得した。

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地方版

北海道=三光(網走市)、3年ぶりに本格展示会開催 

顧客の購買意欲は旺盛

集客を工夫し密集を回避。こんろコーナーも人気だった

三光(本社・網走市、鴻巣直樹社長)は9月12~17日の6日間、本社2階の多目的室で感謝祭を開いた。場内の密集を避けるため市内を5ブロックに分け、日によって対象地区を変えて来場者を迎え入れる方式で実施。網走市内での本格的な展示会は3年ぶりとあって連日賑わった。
三光はコロナ禍以前、卸事業者が開く合同展示会に参加していた。一昨年、昨年と合展が中止となり紙上展示会に切り替わったため、顧客から「燃焼機器を直接確認して購入したい」との要望が多く寄せられたことを受け、個展の開催に踏み切った。

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  • 中部=JGEトークコンテスト 中部・北陸大会 荻田氏が全国大会へ

賞状を授与される荻田望美氏

快適生活提案競う
ジャパンガスエナジー中部支店(森本秀和支店長)は9月16日、名古屋市の名鉄グランドホテルで「2022年度JGEトークコンテスト中部・北陸地区大会」を行った。荻田望美(大浜燃料)氏がゴールド賞を獲得。11月18日に東京で開催される全国大会への出場を決めた。
28回目を迎えた今回は「お家を楽しく!快適・豊かなガスライフ!」をテーマに7人がエントリー。築30年の木造住宅の実家に30代後半の夫と同前半の妻が暮らす夫婦宅に担当者が訪問する場面を設定した。

中部=パロマが中部大第一高男子バスケ部とスポンサー契約 

ユニフォームで支援

パロマ(本社・名古屋市、小林弘明社長)は、中部大学第一高等学校(日進市)と男子バスケットボール部のユニホームスポンサー契約を結んだ。同部はこのユニホームを9月10日から始まった日本バスケットボール協会(JBA)主催の「U18日清食品バスケットボール競技大会」の試合で着用している。ホーム用は白地に青、アウェイ用は青地に黒を基調としたデザインで背面上部に「DAIICHI」、背番号の下に同社のロゴが入っている。

近畿・四国=フジタグループ(美馬市)、創業来の感謝込めた150周年祭開く

2000人超が来場

保健衛生上、プレゼント用とは別の本マグロを用意した解
体ショー。藤田織女代表(ステージ左)が司会を務めた

フジタグループ(本部・美馬市、藤田織女代表)は9月17日、美馬市の藤田商事脇町充填所で「創業150周年大感謝祭マルシェ」を開いた。「150年分の感謝を込めて」をテーマに、顧客だけでなく地域住民、取引先、社員が楽しめるものを目指し、2千人超が来場した。
フジタグループは1872年、みそやしょうゆなどの醸造業として創業した。LPガス事業は1964年に小売店の藤田計夫商店を設立、47年には卸売を主体とする藤田商事を立ち上げ拡大してきた。

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  • JGEトークコ ンテスト関西地区大 会キョウプロ花田氏に栄冠

ゴールド賞に輝いた花田彩加氏の演技

ジャパンガスエナジー関西支店(木村正支店長)は9月15日、大阪市の大阪新阪急ホテルで「JGEトークコンテスト関西地区大会」を開いた。5社・5人が参加し、キョウプロの花田彩加氏がゴールド賞に輝いた。花田氏は11月18日に東京で開かれる全国大会に進む。シルバー賞はしき島ガスワンの中野慎吾氏、大丸エナウィンの杉村雄治氏が受賞した。コロナ下のため会場人数を制限し、オンラインで配信した。
テーマは「お家を楽しく!快適・豊かなガスライフ!」設定は築30年の木造住宅に住む共働きの30代夫婦。設置13年のビルトインこんろと石油給湯器がある。料理好きで経年機器の買い替えを検討、ホームセンターのチラシを見ている。

中国=小松物産、周防大島町にCNLPガスを供給 

自治体向けで全国初

周防大島町役場入り口で(右から)山中常務、佃社長、藤本町長、星野教育長

小松物産(本社・山口県周防大島町、佃一郎社長)はアストモスエネルギー(同・東京、小笠原剛社長)とカーボンニュートラル(CN)LPガスの売買契約を締結した。購入したCNLPガスは周防大島町(藤本淨孝町長)の庁舎や関連公共施設、小学校へ供給する。アストモスエネルギーが扱うCNLPガスを自治体へ供給するのは今回が全国で初めて。
9月8日、周防大島町役場でCNLPガス取り扱い開始に伴う証書授与式を行った。佃社長、山中光・アストモスエネルギー常務国内事業本部長、西村俊彦・同西日本統括支店中国支店長、町から藤本町長、星野朋啓教育委員会教育長らが出席した。

九州=久留米地区協青年部会、3年ぶり合展で機器拡販 

会場と紙上で並行実施

展示スペースを広く確保し見やすいレイアウトとした

福岡県久留米地区LPガス協会青年部会(原口崇部会長)は9月10~11日、久留米市の地場産くるめで合同展示会を開き、会員販売店8社が参加した。会場と並行し9~11月にかけ紙上展示会も行っている。
同青年部会はこれまで6月頃に合同展示会を展開してきたが、一昨年からのコロナ禍を受け会場開催を中止し、冊子配布による紙上展示会に切り替えていた。しかし実機を見て検討したいという顧客からの要望を受け、4月ごろから検討開始し、会場と紙上での並行開催を決めた。

住設・新技術

ホームハイテックの「ボンベーズ」が容器流出防止に寄与 

壁穴不要で二重掛け

ホームハイテック(本社・羽曳野市、森川正彦社長)はLPガス容器の流出防止措置を促進する新商品「ボンベース」を発売した。同商品は現行設備に簡単に取り付けることができ、行政が指導を強化しているベルトの上下二重掛けが容易にできる。建物へのクギ、ビスによる穴開けを不要としながら、流出防止措置を可能にする商品だ。森川社長は「LPガス事業者の災害対策に貢献したい」と話す。

Wash—plus、コインランドリーの「ドアロック機能」をアプリユーザーに開放

ドアロックのオン・オフもスマホで

㊧アプリ画面  ㊨洗剤を使わないコインランドリー

wash―plus(本社・浦安市、高梨健太郎社長)は、同社が提供するスマートフォンアプリ「スマートランドリーシステム」で、洗濯機の利用中にドアにロックをかけられる「ドアロック機能」を全ユーザーに開放した。
「洗剤を使わないコインランドリー」として全国でフランチャイズ展開する同社は、IoT技術を搭載した洗濯乾燥機システム「スマートランドリーシステム」を提供している

  • TOTO,システムバスにブラックカラー追加 調光など新機能も

特集<マルチエネで暮らし豊かに 堀川産業>

創立70周年 転換期勝ち抜く 都市ガス拡大「エネクル」浸透
堀川産業(本社・草加市、堀川雅治社長)は1952年の会社創立(創業は48年)から70周年を迎えた。創業者の故堀川吉蔵氏は埼玉県警を退官し民間の燃料統制組合勤務を経て企業家へと身を転じLPガス販売業に挑戦、激動の昭和に経営基盤を築いた。創業者の遺志を継いだ故堀川勲夫会長と堀川隆文現最高顧問の二人三脚の経営体制では愚直なまでにLPガスを拡販し、関東・長野を中心に強固な販売網を広げた。2010年から始まった3代目・堀川雅治社長体制では総合エネルギー企業としてサービスブランド「Enecle ( エネクル)」を打ち出し、地域に業界に存在感を示す施策を展開している。東日本大震災、エネルギーの自由化、新型コロナの世界的大流行、脱炭素社会、ロシアのウクライナ侵攻などエネルギー産業は大きな転換期にある。堀川産業は次の時代を見据え、創業以来一貫して「お客さまの暮らしを支えるエネルギーの安定供給」を使命に、地域の暮らしに寄り添い、LPガス、都市ガス、電気、石油、通信などを組み合わせたマルチエネルギーサプライヤーとしてさらなる飛躍を目指す。

  • 「国民文化の向上と社会の繁栄に寄与すること」社訓守り事業邁進
  • 堀川雅治社長=地域の安全・安心に貢献 事業開発、販売店の範に

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