プロパン・ブタンニュース

総合面

レオパレス21とアストモスエネルギーが共同出資会社を設立 

オフセットLPガス供給へ

レオパレス21(本社・東京、宮尾文也社長)とアストモスエネルギー(同、小笠原剛社長)の販売子会社アストモスリテイリング(同、南部泰司社長)は共同出資会社「レオパレスグリーンエネルギー」を設立し、2023年から関連企業と協力してCO排出量実質ゼロの「レオパレスグリーンLPガス」(LGLPガス)を供給する。併せて、パナソニックが提供するLPWAサービスを利用した集中監視システムを導入。レオパレスが管理する賃貸住宅を対象に、地球温暖化対策への貢献、入居者の利便性や安全性の向上、不動産とITの融合の推進を図る。オーナー所有物件も含めレオパレス21が現在管理している約56万戸のうち約40万戸への供給を25年までに目指す。

  • パナマ運河の大幅値上げに懸念表明 日本が海運先進国会議で
グリーンLPガスが選手団を熱く照らす 

栃木国体で炬火台に地産地消の炎

代表選手2人によって、炬火台に火が灯された

「いちご一会とちぎ国体」の開会式が1日に宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで開かれ、多くの人が3年ぶりの国体開催を祝った。古河電気工業(本社・東京、小林敬一社長)の製造したグリーンLPガスを燃料に一部使用した炬火台に火が灯され、式典を照らした。
オープニングプログラム内の映像による炬火台の紹介では、グリーンLPガスが県内の牛のふん尿から製造されていることなどが説明されたほか、同社の小林社長が映像に登場。「グリーンLPガスを通じて、豊かな資源を未来につないでいく」とコメントを寄せた。

  • LPガス振興センター、災害バルク導入補助金の追加公募を開始
  • 日本コミュニティーガス協会、新会長に古野晃(大丸エナウィン)氏を選任
堀川産業創立70周年、感謝の集いでさらなる飛躍誓う

未来へ向け新本社建設

70周年記念事業として本社新社屋建設を発表した

堀川雅治社長

堀川産業(本社・草加市、堀川雅治社長)は5日、1952年の会社創立(創業は48年)から70周年を迎え、東京・内幸町の帝国ホテル東京で創立70周年「感謝の集い」を開いた。70周年記念事業として、草加駅西口ロータリーに面する1千平方㍍の土地に3年後竣工予定で本社新社屋(地上9階建て)建設を明かした。主要な仕入れ先や販売店の経営トップ、社員OBら200人超が出席した。
堀川社長は、創業者の堀川吉蔵氏、先代の故堀川勲夫会長と堀川隆文現最高顧問の二人三脚の経営体制の事績をたどり「2011年の東日本大震災、原発事故が発生し、国のエネルギー政策が転換した。電力政策に対する信頼低下、逆にLPガスは災害時での最後の砦として重要なエネルギーと認識されるようになった。これにより当社はエネルギー事業者としての役割と矜持を再認識し、将来への道筋が明確になった。太陽光発電事業参入、中核充填所整備など、発電源の分散、エネルギーのベストミックス、地域のレジリエンス向上に向けたLPガスの振興活動に取り組んだ。

首都圏版

TOKAI販売店会が研修

提案・売り方改革へ

TOKAI販売店会(赤井秀敏会長)は9月28日、静岡市のグランディエール ブケトーカイで研修会を開いた。コロナ禍で延期になっていたアストモスアカデミーの人材育成プログラム研修が実現した。

  • CIF8月速報、8293円安の9万9246円
  • サイト機能最大限に エネアーク関東が販売店と研修
古川(小田原市)、地元ファン開拓

「ことぶき町マーケット」開催

ガスメーター取り付け体験。親も熱が入る

古川(本社・小田原市、古川剛士社長)は1日、本社スマート館駐車場で初の試みとなる「小田原ことぶき町マーケット2022」を開いた。キッチンカーやクラフトショップ、地元企業のテントが立ち並び、多くの親子連れが訪れた。元大関でタレントのKONISHIKI氏がゲスト出店し、自身が焼き上げたバーベキュー料理を提供するなど華を添えた。

地方版

北海道=釧路・道南の道協支部が有事の「最後の砦」LPガスをPR

釧路 移動電源車に関心高く  道南 低圧発電機で照明点灯

蛯名大也・釧路市長(右から2人目)に移動電源車の仕組みを説明する澤口雅宏・釧路支部副支部長(左端)

来場者にLPガス発電機の機能を紹介する阿部修三・道南支部長(左)

釧路、函館市の防災訓練に北海道LPガス協会支部が参加し、エネルギー供給の「最後の砦」LPガスをアピールした。会場に炊き出しセットや発電機などを展示し、市民らに復旧の早さなど優位性を印象付けた。
9月29日、釧路市東港で3年ぶりに行われた防災総合訓練には釧路支部(平山晴章支部長)や自衛隊、警察など52機関が参加した。訓練は同日午前10時に釧路沖でM8・6の地震が発生、市内は震度6強を観測し津波で甚大な被害が出たとのシナリオで進行した。
釧路支部は展示コーナーにエア・ウォーター北海道の協力を得て移動電源車を配置したほか「デリバリーステーション」、低圧発電機などを紹介。飲料メーカーと連携し、自動販売機に電源車から給電して稼働させるなど災害に強いLPガスをアピールした。来訪した蛯名大也市長は移動電源車に興味を示し、澤口雅宏副支部長が説明した。

東北=エネサンス東北、法令知識から実技まで

65人の配送員が競技

㊤一本橋上で容器を転がす配送員㊦流出防止のためベルトをプロテクターに通す

エネサンス東北(本社・仙台市、稲田潤一社長)は9月29~30日、大崎市の大崎トレーニングセンターに配送員を集め容器の交換と運搬、配送トラックの運転技術を競うコンテストを行った。2回目の今回は法令知識などを問う筆記試験も行い、知識と技術の両面で評価。65人が出場し容器運搬・交換部門で古川支店の菅原勇二氏、運転技術部門で同支店の廣崎慎也氏が1位を獲得した。

  • 東北=角昌機械店(鹿角市)、ホテルにカーボンオフセットLPガス導入
中部=サーラエナジー、湖西市と協定 検針データ利活用へ包括連携

中部電力など参画

調印式に出席した影山剛士市長(左端)、諏訪博執行役員浜松支社長(右から3人目)ら

サーラエナジー(本社・豊橋市、鳥居裕社長)は9月26日、湖西市と「電気・ガス・水道検針データ等の利用に向けた包括連携に関する協定書」に調印した。IоT技術でデジタル化され自在に管理できるようになったガスなどの検針データを有効活用し、地域基盤の強化や市民生活の向上に役立てる。

近畿・四国=ミライフ西日本が子ども食堂と火育 

作った火種でBBQも

HOMEステーションと共同で火起こし体
験を実施した

火起こしで得た種火をバーベキューに着火

ミライフ西日本(本社・大阪市、中川進弘社長)は9月24日、大阪市の京町市町3公園で「平野宮町みんな食堂」を運営するHOMEステーションと共同で火起こし体験とバーベキューを行った。同社の火育マイスターによる火起こし体験は3回目。地域に寄り添う企業として、地域との関係性を強化する。
ミライフ西日本阪奈店が立地する大阪市平野区周辺で子ども食堂を運営する団体に火育事業の開催を呼びかけると、平野宮町みんな食堂が手を挙げた。同食堂は2020年2月に設立。全世代を対象にした食堂として毎週火、木、土曜日に区内の大型スーパー店舗内で地域の親子や子供の居場所づくりに努めている。
火起こし体験ではミライフ西日本が火の歴史などを説明。火起こしは子ども食堂のスタッフと協力して実施し、2人一組で火種を作るところまでを行った。

  • 近畿・四国=<新風見参2022>藪久ガス・藪野吉治社長、地域で頼られる会社に
中国=島根県協松江、2キャンぺで着実な成果 

上期293件成約 売上高7511万円

抽選会に臨む右から岩谷実行委員長、桑原副支部長、曽田支部長、端本副支部長、前田副支部長

島根県LPガス協会松江支部(曽田悟支部長)は9月14日、松江市のサンライフ松江で今年度展開している「おかげ様で創立60年『がっしょ』特別紙上展示会~地域とともに地元のガス屋さん~」と「乗りかえ応援エネファームキャンペーン」の上期(5~8月)プレゼント抽選会を行った。上期は二つのキャンペーンで293件の成約があり、7511万円を売り上げた。

九州=九液協が1年半ぶりに保安研修会を会場開催

災害対策の徹底を 

感染防止を徹底し181人が参加した

九州液化石油ガス保安連絡協議会(諌山敏郎会長)は9月21
日、福岡市の福岡県中小企業振興センターで「第71回九液協保安研修会」を開いた。コロナ禍を受けて参加人数を限定し、希望者には研修会用テキストを配布した。会場には181人が参加し、テキストのみの配布は155人となった。

住設・新技術

  • テレメ協、3年ぶり展示会とセミナー開催 DX支援を訴求
プレミアムウォーター、常温キット販売開始

場所を選ばないデザイン

プレミアムウォーター(本社・東京、金本彰彦社長)は、常温キット・タワー=写真=の販売を開始した。同キットのボトルスタンドに宅配飲料水ボトルをセットすることで、キッチンや寝室などでのデイリーユースから非常時やアウトドアでの使用、ペットへの水やりまで、常温水のさまざまなシーンでの活用を手助けする。

LPガスで節電を! 

シーエスクリエイト、顧客への呼びかけを支援

「節電コンテンツ」のパンフレット表紙

シーエスクリエイト(本社・千葉市、島﨑浩志社長)はLPガス事業者への販促支援ツールとして「節電コンテンツ」の提供を始めた。
冬季に向け電力需給ひっ迫が懸念され、節電の要求が強まり得る情勢にある。LPガス事業者が顧客に対し、節電、また電気に代わりLPガスの使用を呼びかけることを支援する。

特集記事<GsaOneサミット2022> カーボンニュートラルへ前進!

サイサン川本武彦社長

 

グループ躍進 32都道府県へ拠点拡大
太陽光と蓄電池のセット提案
サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)は9月16日、東京・西新宿の京王プラザホテルで「Gas Oneサミット2022」を開催した。「カーボンニュートラルへ前進!」をスローガンに掲げ、お客さまにとって最適なエネルギーをお届けする「最も身近なホーム・エネルギーパートナー」を目指す。今年度は、カーボンオフセットLPガス、カーボンニュートラルでんきに続く、第3の矢として太陽光発電と蓄電池を組み合わせた提案を行い、さらなるCO削減に取り組んでいく。3年ぶりのリアル開催として新型コロナ対策を徹底し、各地区GasOne会会長やキャンペーン表彰店など200人が出席した。

基本方針発表:サイサン・川本武彦社長=低炭素訴求 卸売軸に販売店と歩む
今年は「カーボンニュートラルへ前進!」をスローガンに掲げた。カーボンニュートラル(CN)実現には低炭素社会の追及が必要だ。そのためには、環境にやさしいエネルギーと省エネ機器の普及が必要不可欠。太陽光と蓄電池を組み合わせ、さらなるCO削減に取り組んでいく。ガス、電気、灯油、カーボンオフセットLPガス、カーボンニュートラルでんきなどの商材を含め、お客さまにとって最適なエネルギーを届けるホーム・エネルギーパートナーとして前進していく。引き続き、卸売事業に軸足を置き、販売店とともに歩んでいく。

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