総合面
ビジネス・マッチング・イベント 8月28日(月)都内
8月28日(月)LPガス業界特化展示会事業貢献情報を発信
幅広いサービスや商品集結 変化見据えて新たな価値模索
石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュースは8月28日(月)、東京・港区の都立産業貿易センター浜松町館で「LPガス・ビジネス・マッチング・イベント」を開催します。
LPガス事業者を支えるサービスや商品を提供する企業が一堂に会し、常設のブース展示やプレゼンテーションを行います。LPガス事業に貢献する生きた情報を発信する業界に特化した展示会です。BtoCビジネスや各種サービスから、業務の効率化に寄与するアイテムやシステム、プラットフォームに至るまで幅広い業種から多数の企業が集結します。
LPガス業界を取り巻く環境が大きく変化し、複雑化を増すなか、事業発展へ向けて顧客とのパイプをどう太くするのか、業務をどのように省力化していくのか。今後の経営はどうあるべきかなどを探るイベントにいたします。奮ってのご参加をお勧めいたします。
【開催日時】2023年8月28日(月)9時半〜17時半予定
【会場】都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1―7―1)
【参加料】1人3300円(消費税込み)
【申し込み方法】石油化学新聞社に電話、ファクス、または電子メールでご連絡ください(電子メールの場合は件名を「LPガス・ビジネス・マッチング・イベントの件」としてください)。申込書をお送りいたします。必要事項をご記入のうえ返送してください。申し込み受け付け後に受講料の請求書をお送りします。参加申し込みは石油化学新聞社(☎03-5833-8840 FAX03-5833-8841、メールlpg@sekiyukagaku.co.jp)まで。当社ホームページのお申し込みフォームからも申し込めます。
【申し込み締め切り日】8月21日(月)
【ご出展企業(50音順)】愛知時計電機、アイネット、アサミ情報システム、アンドパッド、エナジー・ソリューションズ、NTTスマートトレード、NTTテレコン、エバーグリーン・マーケティング、オプティマインド、キャッチボール、クラブネッツ、コスモス・ベリーズ、四国電力送配電、システムアンドリサーチ/AQライフ、スピカコンサルティング、中部電力、東京技工、東洋計器、TRUSTART、ニチガス、日商エレクトロニクス、パーパス、ハウスドゥ住宅販売、PDCマシーンズ、fonfun、フレアス、ブレインジェネシス、ベンリーコーポレーション、北陸電力配電、矢崎エナジーシステム、リボンガス、レイパワー(このほか出展検討中企業あり)
グリーンLPガス官民検討会、実現へ5課題焦点に
第4回会合を10日に開催
グリーンLPガス官民検討会(座長=橘川武郎・国際大学副学長、事務局=日本LPガス協会)は、第4回会合を10日に開く。検討課題を①社会実装に向けたロードマップづくり②カーボンニュートラル(CN)LPガス活用への課題整理③省エネ機器普及促進(移行期間対応)④グリーンLPガスの品質基準作り⑤低廉かつ安定的な水素とCO2の調達―の五つに整理しており、前回以降の個別検討結果が報告されるものと見られる。
- LNGは2025年迄需給ひっ迫か 争奪戦長期化へ(22年度エネ白書)
アストモスとジクシスが中京地区で物流提携
出光愛知増強し共同利用へ
アストモスエネルギー(本社・東京、山中光社長)とジクシス(同、田中惠次社長)は6月30日、中京エリアでのLPガス物流業務提携に合意したと発表した。
出光興産愛知事業所(知多市)、同社碧南LPG基地(碧南市)からの供給と物流基盤の強化に関する検討を重ねた結果、出光碧南の利用を終了し、出光愛知を共同利用していくことにした。2025年6月開始を予定している。
- ジクシス、新VLGC用船開始 2元燃料エンジン搭載でアンモニアも積載可能
ジクシスは6月30日、川崎重工業坂出工場(香川県坂出市)で建造されたLPガス・アンモニア運搬船を、船主である川崎汽船(本社・東京、明珍幸一社長)から用船を開始した。重油とLPガスを燃料として使用可能な2元燃料エンジン搭載の大型冷凍LPガス運搬船(VLGC)で、従来の重油専焼船と比較し、さらに温室効果ガスや大気汚染物質の排出削減が見込める。次世代エネルギーである水素の輸送媒体やカーボンフリー燃料として注目されるアンモニアの積載も可能な設計となっている。
全長229・9㍍、幅37・2㍍、深さ21・9㍍で貨物タンク容積8万6919立方㍍。川重坂出工場で6月6日、ジクシスの野倉史章会長、田中惠次社長ら関係幹部が出席した式典で「AXIS RIVER」と命名した。
- 本紙調査団、豪州とニュージーランドを訪問 CNの取り組み視察へ
- NX商事、集中監視センター(宗像市)で通信キャリア超えマルチセンターへ
首都圏版
- 大洋石油ガス(横浜市)、横浜ビブレ屋上のBBQ施設にLPガス供給 都心進出積極化
大洋石油ガス(本社・横浜市、加藤敬介社長)のグループ会社、大洋商事(同)は4月26日から、BAKERU(同・東京、小林肇CEO)がプロデュースする横浜ビブレ屋上のバーベキュー(BBQ)施設「BACKYARD―BrooklynParkYokohama」にLPガスを供給している。大洋商事は都心部の業務用・商業施設に積極的にアプローチする「TAIYOプロジェクト」を展開してきた。昨年4月には横浜ワールドポーターズ屋上のBBQ施設向けにLPガス供給を開始し、丸江(本社・小田原市、江島賢社長)のezBBQガスバーベキューグリルなどの調理器も調達した。
写真=BBQ施設「BACKYARD―Brooklyn ParkYokohama」。左奥に丸江のezBBQガスバーベキューグリルが見える
- サンワ(前橋市)、再エネ100%の「サンワでんきCO2フリープラン」販売開始
- カナエル(横浜市)、ラッピングバス「エルくん」走行 市民が注目
カナエル( 本社・横浜市、関口剛社長)は自社をPRするラッピングバスを企画した。神奈中バスが5月1日から旭区、緑区、保土ケ谷区、横浜駅方面などのエリアを運行している。 五百木貴大・総務・経理チームマネージャーは「お客さま宅訪問時に『バスを見た』という声をいただいた。社員やその家族も、自分たちの会社のラッピングがされたバスが街中を走る様子を見て、うれしい気持ちになったとの声を寄せている」と説明する。 広告は同社ブランドカラーのグリーンを基調に、ブランドキャラクター「エルくん」を描いた。カナエルが地域に溶け込み、地域住民の生活の一部になるというコンセプトでデザインした。「地域住民が見かけた時に楽しい気持ちになれるよう、エルくんを目立たせる明るい絵柄にした」と意匠の意図を説明する。五百木マネージャーは「地域の中に当たり前にあって気軽に依頼いただける、そんな存在を目指している」とデザインに込めた思いを語った。
地方面
北海道=LPガス料金支援受付から1週間、事業者の2割が申請
消費者から問い合わせも
北海道LPガス利用者緊急支援事業の申請受け付けが6月26日にスタートし1週間が経過した。3日時点で販売事業者1600超のうち約2割が申請、大半がウェブで行った。消費者からの質問も多く、ほとんどが「購入先の販売店が申請を済ませたか否か」を確かめる内容だ。
- 北海道=外国語版の周知文書、コロナ明け後はベトナム語とポルトガル語版が増加
東北=根本石油(郡山市)、LPガスは最強のエネルギーとして
利便性と災対力を訴求
根本SSチェーン会との合同開催は4年ぶり
根本石油(本社・郡山市、根本一男社長)のLPガス販売店で組織するマルイチチェーン店会(中尾茂一会長)は6月23日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで第56回総会を開いた。2023年度事業計画では、グループ力を生かして高効率機器やガス衣類乾燥機などの販売促進に注力。利便性と災害対応力を兼備する「最強のエネルギー」として、LPガスの利活用を深耕する。当日は根本SSチェーン会(舟橋壮介会長)の第46回総会も4年ぶりに合同開催された。
- 中部=マルエイ会連合会、LPガスで炭素低減 CN玉提案へ意欲
- 中部=親子で楽しく食育! 中京学院短大と連携し岐阜県協瑞浪が小学校で食育
岐阜県LPガス協会土岐支部瑞浪地区会(水野有二地区長)は6月17日、瑞浪市立瑞浪小学校(西尾正代校長)で第14回食育セミナー&クッキング(松村有三委員長)を開いた。コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となったが、田中恵子・中京学院大学短期大学部健康栄養学科教授と同学科の学生の指導の下、5~6年生と父兄11組24人が食事のマナー、作る・食べることの大切さや楽しさを学んだ。
写真=瑞浪小学校で実施した食育セミナー&クッキング。親子で料理作りを楽しんでもらった
近畿・四国=茨木市、全小中学校体育館に自立型GHPを導入へ
災対力や供給体制を評価
茨木市(福岡洋一市長)は、教育環境と避難所としての環境改善を図るため、市内全46校の小中学校体育館にLPガス仕様の電源自立型GHPを導入する。普通教室は電気空調を使用しているが、災害対応力や供給体制を評価し、災害時に避難所として使用する体育館にはLPガスを熱源とする空調システムの採用に至った。2024年度末までの設置を
目指す。
- 近畿・四国=大阪府、LPガス価格支援で1顧客に3000円補助
中国=コミュニティーガス協会中国支部、保安・防災など基本を着実に実行
省エネ機器普及も
功労者を表彰した
日本コミュニティーガス協会中国支部(泉博之支部長)は5月25日、広島市の広島グランドインテリジェントホテルで第53回定時総会を開いた。今年度もSDGsの7(エネルギーを皆にそしてクリーンに)に掲げられている「安定供給」、ガス事業者の使命である「保安の確保」に努めることを基本とし、ガス事業法の順守を柱とした「経営基盤の確立と強化」「保安・防災対策の推進」「事業基盤の整備・拡充」を図ることを基本方針に据えた。予算は2755万円。
九州=薩長土肥と佐賀青年部が合同の研修会
地域密着の事業考察
高知、山口、佐賀、鹿児島県のLPガス販売店有志によるLPガス協会薩長土肥連合会(会長=山田洋介・マインドガス社長)は6月16日、嬉野市の大正屋で第11回定例会を開いた。佐賀県LPガス協会青年部(園木大輔部会長)と合同の研修会として実施。定例会はこれまですべてオンラインで行い、実会場での開催は初めて。連合会から13人、佐賀青年部から20人が出席した。
- 九州=車種広げ市場開拓 鳥取自動車部会がFKメカニックを視察
住設・新技術
AW・ウォーター、標準型サーバーを一新
クリーンカバーで衛生性向上
AW・ウォーター(本社・大町市、永井毅之社長)は6月、スタンダードタイプのウオーターサーバーをモデルチェンジし、新型サーバー「FRメティオ」の発売を開始した。
新サーバーには、業界で初めて注ぎ口周辺にちりやほこりなどの汚れを防ぐクリーンカバーを付け衛生性を向上。同社顧客は法人が多いため、法人から一般家庭まで衛生的に使用できるサーバーの設計を行った。
- ノーリツ、高効率風呂給湯器「GT—C72」シリーズ出荷式 キレイと見守りが進化
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- アクア、コインランドリーの入退店を会員カードで 新システムでセキュリティ向上
特集記事 <エコアグループ E—1グランプリ>
- 販促復活 成功誓う
エコア連合会(石川博文会長)とエコア(本社・福岡市、前原薫社長)は6月14日、唐津市の唐津シーサイドホテルで「2023E―1グランプリ」の総決起大会を開いた。4年ぶりの実開催に九州一円からエコアグループ会員ら250人が参集、キャンペーンの成功と社業発展を誓い気勢を上げた。今年は「Re‥BORN キャンペーン復活祭」を合言葉に、7カ月にわたるキャンペーンを戦い抜く。
- クリーンエネで炭素低減
- 対面営業で積極提案 311店・9地区会が全力提案
- キャンペーンスローガン
・お客様に寄り添うエネルギーパートナーになろう!(21~25年度継続スローガン)
・Re:BORN キャンペーン復活祭(2023年度単年スローガン)