(2004/5/24 プロパン・ブタンニュース)
 オール電化住宅
「ガスへの復帰は困難」
西部ガスエネ構造改善調査
CS向上を指摘

 西部ガスエネルギー(本社・福岡県粕屋町、石橋良英社長)は、構造改善支援事業の一環として国の補助を受け、家庭用エネルギーの使用実態調査を行い、このほど報告書をまとめた。福岡市を中心に6市3町のガスを使用していると思われる1万軒(無作為抽出)と、オール電化住宅428軒を対象に、アンケート方式で調査。それによると、ガス利用者ではガス会社の担当者や取り扱い商品を知らないケースが多く、ガス会社に満足していないという回答が88%を占めた。オール電化ではイメージ先行で採用した傾向が強くみられたものの、居住後も高い満足度を維持しており、いったんオール電化に転換すると、ガスへの復帰は非常に難しくなると注意を促している。