石油化学新聞 5127号
ユニチカ
- 樹脂・金属一体化に注力 グループ連携し事業拡
- 変性樹脂と封止成形、京都とタイから供給
*THE PETRO-CHEMICAL PRESS*
- 国内ポリエチレン・・・PE設備更新が課題に 経年化が進行、かさむ修繕費
- 経済産業省・・・2018年エチレン換算輸出入・・・輸出減も輸入は過去10年で最高
- クラレ・・・PA9Tコンパウンド・・・一部内製化検討へ 国内外候補に新設備
- 三井化学・・・COC、車載レンズ用を強化 新系列の検討も
- 東レ・・・オリックスと中国で飲料水処理設備製販合弁設立
- 三菱ガス化学・・・新社長に藤井政志取締役常務執行役員 倉井敏磨社長は代表権のある会長
- PET食品容器・・・再生品比率が向上、エフピコは来春98%に
- 石油化学工業協会・・・1月の石化製品生産実績、1月の汎用4樹脂の出荷実績
- 経済産業省・・・エチレン用輸入ナフサ通関実績
- 日本スチレン工業会・・・2019年1月受払表
- 塩ビ工業・環境協会・・・1月のPVC・VCMの生産・出荷
- 日本ABS樹脂工業会・・・ABS樹脂の1月国内出荷
- クラレ・・・水溶性フィルム、米国に第4工場 欧州拠点も検討、メルトブローン不織布、2020年後半新設備稼働
- 東洋紡・・・工業用フィルム成長 2製品好調
- 昭和電工・・・MAMR対応3.5インチHD開発
- 中央化学・・・東北強化、国内生産の再編完了
- エンジニアリング3社・・・4~12月、受注目標達成へ進捗
- アジア石油化学工業会議(APIC2019)・・・参加登録、28日に締め切り
- 日清紡HD・・・化学品利益率20% セパレーター増産検討
- 三井化学・・・超高分子量PE、差別化品で市場拡大 新グレードが寄与
- 東亞合成・髙村美己志社長・・・・積極投資を継続 成長事業、年後半から増収
- ユニチカ・・・PI、樹脂の新たな柱に 評価と開発加速
- AGC・・・ライフサイエンス 2020年、650億円事業に
- クレハ・・・3事業部体制に
- 三菱ガス化学・・・4月1日付けで「光学材料事業部」新設
- ポリプラスチックス・・・ウィンテックポリマー吸収 経営効率化
この人に聞く/2019化学品動向/ポリエチレン(PE)
日本ポリエチレン
社長 府川洋一氏
- 2019年需要、内需堅調も輸入品増加
- 高機能品シフト、一段と重要
<特集>着実に市場拡大するメタロセンPE
メタロセン触媒技術によるポリエチレン(PE)が着実に市場を拡大している。わが国に登場して約四半世紀が経過したが、その存在感は一段と高まっている。PEメーカーでは特殊化戦略を加速しており、メタロセン材料はその大きな柱になっている。既存銘柄の改良や新規銘柄の開発、そして新しいメタロセンPEの投入も計画されている。包装分野をはじめとして市場ニーズの高度化・多様化が進むなかで、メタロセンPEはそれに応えていける機能やポテンシャルを備えている。各社の事業の現状と今後の取り組みを紹介する。
日本ポリエチレン
「ハーモックス」「カーネル」
需要好調で能力増強へ
19年中メド 2新製品を投入
プライムポリマー
「エボリュー」
新設備、稼働率が着実に向上
長鎖分岐型も本格投入へ
住友化学
「スミカセンEP」「エクセレンGMH」
シーラント、加工性生かし展開強化
射出成形用途開拓にも力
旭化成
「クレオレックス」
マスキングフィルム向け拡販
フィルター関係にも注力
宇部丸善ポリエチレン
「ユメリット」
顧客と一体で開発推進
小回り利かせニーズ対応