石油化学新聞 5355号
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 三井化学・・・アンモニア 常温常圧製造法開発へ エタノール、CO2からの合成も
- 住友化学・・・絶縁材料、高熱伝導率品を開発 電子機器向けに事業化へ
- JSP・・・XPS断熱材 DXで需要増に対応 積極導入し効率化
- 信越化学工業・・・シリコーンの環境製品創出へ新組織
- 日清紡ホールディングス・・・樹脂添加剤、海中で生分解促進 海洋プラ問題に対応
「Vector(ベクトル)」 化学企業トップは語る2023年版 好評発売中!! 今後の指針、業界分析に
【体裁・価格】A4判 約200㌻・定価3300円(税込み、送料別)
石油化学新聞社は新書籍「Vector(ベクトル)―化学関連企業トップは語る2023年版」を発売しました。2023年版では、弊社の石油化学新聞・新年号で毎年行っている化学関連企業のトップインタビューを22~23年の2年分収載。各社の企業紹介や研究開発部門トップのインタビューも併せて掲載しています。また、巻頭には素材・エネルギー産業の経営に詳しい橘川武郎・国際大学学長の特別インタビューも掲載。内容の一層の充実を図っています。
激動の時代に各社トップが何を考え、実行に移してきたのか。自社をどのように変え、導こうとしているのか。今後の事業活動の指針となることはもちろん業界動向の分析、社員研修、リクルート、学生の企業研究など幅広いシーンで活用していただけるものと考えております。
【体裁・価格】 A4判約200㌻・定価3300円(税込み、送料別)
【申し込み先】郵送またはファクスで、〠101―0032東京都千代田区岩本町2―4―10小田急神田岩本町ビル
株式会社石油化学新聞社業務局書籍係(☎03―5833―8840、03―5833―8841)まで。
グリーン転換の中核を担うのは化学 橘川武郎国際大学学長に聞く
21世紀は化学の時代と言われて久しい。しかし、実情は世界経済の停滞、特に中国市場の成長鈍化の影響で厳しい状況を強いられている。化学各社は自社の強みとする事業領域に経営資源を集中投下し、製品の高付加価値化戦略を推進している。また、各社はカーボンニュートラル(CN)社会の実現に向けて、エネルギー多消費型でGHG(温室効果ガス)を大量に排出する生産モデルの変革、いわゆるグリーントランスフォーメーション(GX)を経営戦略の中核に据え、新たな進化に挑戦している。長年にわたり多くの素材・エネルギー産業の製造現場を実見し、さまざまな課題を浮き彫りにし、政策提言なども行ってきた経済学者の橘川武郎・国際大学学長(東京大学・一橋大学名誉教授)は、「GXの中核を担うのは化学の役割」と語り、「化学が地球を救う」と強調する。一方で、早期のイノベーション確立を願うとともに、「もっと自信をもって化学の有用性を示すべき」と提言する。未来のケミストに対しては「新技術だけでなく横串こそケミストリー」と語りかける。
CN実現の切り札に クラッカー再編を後押し
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 日本触媒・・・製品開発、GX貢献に拍車 ソリューションも
- エンジニアリング協会・・・前期エンジ受注高過去最高の24兆円
- インド財務省・・・インド向けプラ製品、構成物質の申告義務化 営業秘密は適用外
- 横河電機・・・現地公社とロッテルダム港資源有効利用へ FS開始
- 三菱ケミカルグループ・・・特殊PC、PFASフリー 高い難燃性両立
- 東レ・・・食品包材、VOCフリー CO2排出減
- 三菱ケミカルグループ・・・データ活用アプリ開発 材料開発期間を短縮
- 出光興産・・・海洋プラ再資源化へ 商船三井と実証試験
- ハリマ化成・・・インキ脱離容易 プライマー開発
- 東洋インキ・・・硬質プラUVインキ 脱墨コート剤を開発
- JSP・・・ドイツ射出成形に出資
- UBE・・・9月CPL、50㌦高の1610㌦
- 財務省貿易統計・・・2023年8月石化品輸出実績、2023年8月石化品輸入実績
- 化学製品値上げ
・サンアロマー・・・PPを20円以上
・JNC・・・オキソ誘導品
・ジェイ・プラス・・・フタル酸系可塑剤
・デンカ・・・PVAを35円