石油化学新聞 5412号
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 日本化薬・・・色素材料 IJは産業用に力 成長分野の拡大加速
- 石油化学工業協会・工藤幸四郎会長・・・エチレン生産、年500万㌧時代に逆行 競争力強化へ4項目
- JSR・・・合成樹脂部門は下期業績改善へ
- 石油化学工業協会・・・10月の石化製品生産実績
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 住友化学・・・GaN on GaNウエハー、NEDO案件で開発加速
- 産業技術総合研究所・・・エポキシ樹脂、化学分解しビスA回収 CRに新たな道筋
- 東レ・・・RO膜、半導体向け超純水製造 尿素除去2倍に
- ダイセル・・・3D構造物を万博へ 酢酸セルロース 生分解性で世界最大
ダイセルは、同社の酢酸セルロース樹脂「CAFBLO」を3Dプリントした大阪・関西万博の会場敷地内に施設提供される構造体を完成させた。同樹脂は天然由来素材で生分解性を持つ。構造物は10月に「生分解性樹脂を構造材として一体造形した、世界最大の3Dプリント建築」としてギネス世界記録に認定された。 構造体は同社が協賛・協力し、竹中工務店が万博会場敷地内の「大地の広場」で8月から3Dプリンターを用いて建築を進めている「森になる建築」向け。外装材は手すきの和紙などと植物により構成され、来場者が休憩などに使う仮設建築物として提供される。
- 住友ベークライト・・・半導体PLP対応のエポキシ封止材量産
- 東レ・・・シルク調ポリエステル生地最上位品を発売
- ダウ日本グループ・・・千葉でLGBTQ+支援イベント開催
ダウ日本グループはデンマークの海運大手マースクと協働し、ダウ・東レの千葉工場・研究所(千葉県市原市)に多様性を象徴するレインボーカラーのコンテナを設置し、多様性の重要性と性的少数者(LGBTQ+)コミュニティーへの連帯を示すイベントを、15日に開催した。レインボーコンテナは、多様性の重要性とLGBTQ+の支援を訴えるために、マースクが20年に導入。D&EI(多様性、公平性、受容)の象徴として世界各地を航海し、同じ考えを持つ企業と同様のイベントを開催している。 今回、ダウ日本グループとマースク、東レの千葉工場の従業員から募った寄付物資、子供向け衣料や文房具など段ボール67個分を、レインボーコンテナを使ってフィリピンの子供達に届ける。
- DIC・・・カラー&ディスプレイ(C&D)事業が好転
- レゾナック・・表面保護フィルムをサンエー化研に譲渡
THE PETROCHEMICAL PRESS
- ポリプラスチックス・・・POMとLCP、増産機に成長加速 中台で新系列稼働
- ポリプラスチックス・・・独のCOC新系列26年度上期に稼働
- 大阪ソーダ・・・医薬精製用 シリカゲル再増設検討
- 大阪ソーダ・・・松山のアクリルゴムデボトル増強を完了
- プラスケム・・・タイでPE/米でPP バイオ品生産計画
- DIC・・・ケミトロニクス、拡大基調を持続 工業テープ急増
- カネカ・・・高砂新設備、生分解性ポリマー1~3月期稼働へ
- 東ソー・・・CO2回収・原料化 東ソー南陽で稼働
- 旭化成・・・AN、タイから撤退 日韓に集約
- 大倉工業・・・福田氏が社長昇格
大倉工業は福田英司取締役専務執行役員が25年元日付で社長に昇格するトップ人事を決めた。神田進社長は代表権のある会長、髙濵和則会長は取締役相談役に就く。社長交代は18年3月以来、約7年ぶり。25年度から新中期経営計画がスタートするのに合わせ経営体制を刷新する。
福田英司(ふくだ・えいじ)氏 93年香川大学経済学部経済学科卒、大倉工業入社。09年執行役員、21年取締役執行役員、23年取締役常務執行役員、24年取締役専務執行役員。香川県出身、55歳。
- PETボトルリサイクル推進協議会・・・PETボトルリサイクル率、前期85%に下降も水平展開4.8㌽増加
- 石油化学工業協会・・・10月の汎用4樹脂の出荷実績
- 塩ビ工業・環境協会・・・10月のPVC、VCMの生産・出荷
- 日本スチレン工業会・・・2024年10月受払表
- 日本ABS樹脂工業会・・・ABS国内出荷
- 発泡スチレンシート工業会・・・2024年10月のPSP出荷実績
- カーボンブラック協会・・・9月のカーボンブラック実績
- 化学製品値上げ
・レゾナック・・・25年元日納入分から液化アンモニアを1㌔㌘20円以上、同容器詰めを30円以上、アンモニア水(25%濃度)を5円以上値上げする。