石油化学新聞

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

  • 旭化成・・・パフォーマンスプロダクツ、大型投資を今期決定 中計の成長戦略加速 人工皮革・エラストマー・エンプラ
  • カネカフォームプラスチック・・・発泡PP製物流パレット 軽量・断熱の新製品 清浄しやすく衛生的
  • クラレ・・・同一製品をどこでも、技術的機能 業容拡大への対応推進
  • 宇部興産・・・DMC、単独投資で海外生産へ 年内に計画具体化
  • 東洋紡・・・敦賀事業所、クッション材「プレスエアー」焼損設備を今夏復旧
  • 三菱ケミカル・・・米のMMA工場4ヵ月ぶり再稼働
  • 宇部興産・・・BR事業、付加価値戦略を推進 2021年度メド、千葉に多目的設備
  • 日中化学産業会議・・・中国が環境対応強調 RCも受け入れ

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

QOL向上に貢献する化学のソリューション

より健康で快適な豊かな生活に対するニーズが高まるなか、化学各社は高度な技術力を駆使してこれらをサポートする多彩なソリューションの提供に拍車をかけている。メディカル、ライフサイエンス、ヘルスケアといった領域は、化学が得意とする分野であり、景気の波に左右されにくく、しかも高い収益性が見込まれる事業分野だ。QOL(クオリティー・オブ・ライフ)向上への貢献を目指す各社の取り組みをレポートする。

東ソー

  • 分離精製剤、バイオ医療向け拡大
  • 検査装置、新機種・試薬を投入

昭和電工

  • ビタミン誘導体 化粧品向けで採用加速
  • 新製品・新効能でCS向上

クラレ

  • 歯科材料、ジルコニア中心に強化
  • CAD/CAM領域に対応

日本触媒

  • 化粧品事業を本格展開
  • 独自技術と協業で基盤確立

三菱ケミカル

  • アルミ樹脂複合版、病院内装向け拡販
  • 消臭・抗菌グレードも投入

住友ベークライト

  • 高度化・専門化で競争力
  • 低侵襲治療分野に積極展開

 

JSR

  • ライフサイエンス、2020年代に1000億円超へ
  • 創薬支援、米を本拠地に世界展開

三洋化成工業

  • 化粧品原料、プロジェクト好発進
  • 基盤強化へまず4製品 第2弾開発も進捗

トクヤマ

  • MA事業復権、独自プロセス開発に力
  • 医薬向けから化粧品やサプリ、幅広く用途提案

 

旭化成

  • 独自3製品育成に注力
  • セルロース技術を駆使

JNC

  • 検査診断薬、経済動物向けキット上市
  • ヒト向け白癬菌検出、保険適用目指す

三井化学

  • 歯科材料、グローバルに展開
  • デジタルワークフロー強化

帝人

  • 機能性食品素材を拡販
  • スーパー大麦イヌリン、エビデンス評価生かす

積水化成品工業

  • 高分子ゲルを世界へ
  • 米州やアジアなど対応強化

日本ゼオン

  • COP、医療包材で安定成長
  • バイオチップ、海外視野にOSS事業

宇部興産

  • 医療事業、新工場含め生産再編
  • 創薬・受託、パイプライン拡充

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

  • 日本化薬・・・事業創出へ開発前進 6テーマで具体化
  • デンカ・・・ノロワクチン工場 ドイツに建設検討
  • ポリプラスチックス・・・COC、車載用拡大へ本腰 今秋デポルト完了
  • DIC・・・生分解SAP開発へ 天然アスパラギン酸素で
  • JSR・・・半導体洗浄剤、米工場を来年稼働 3年後売上高100億円
  • 三菱ガス化学・・・スマホレンズPC端材をリサイクル
  • 子ども化学ショー・・・化学技術館で8月3~4日

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

車外装材に使うジャパンコンポジットの複合材料

三井化学・・・グループの技術一堂に 内外にアピール

三井化学は9〜10日、研究開発拠点の袖ケ浦センター(千葉県)で同社研究所とグループ17社の研究員が一堂に会し、互いの製品や技術などを紹介する技術交流会「TechFinder2019」を開いた。

 

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

  • 千葉アルコン製造・・・水素化石油樹脂 来年末稼働へ着工
  • 2017年アジアEPS需要・・・378万トン超の高水準
  • 日本プラスチック工業連盟・・・プラくず輸出1~3月、21万トンに2ケタ減
  • 経済産業省・・・ホルムズ危機に備え原料輸入先多様化を
  • デンカ・・・雨どいを15%以上値上げ
  • 本州化学・・・本社移転、9月9 日付で本社を現在の東京都中央区京橋から中央区日本橋3―3―9(メル クロスビル4階)に移転 する。電話・ファクス番 号は従来通り。

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