石油化学新聞 5146号
*THE PETROCHEMICAL PRESS*
- 旭化成・・・パフォーマンスプロダクツ、大型投資を今期決定 中計の成長戦略加速 人工皮革・エラストマー・エンプラ
- カネカフォームプラスチック・・・発泡PP製物流パレット 軽量・断熱の新製品 清浄しやすく衛生的
- クラレ・・・同一製品をどこでも、技術的機能 業容拡大への対応推進
- 宇部興産・・・DMC、単独投資で海外生産へ 年内に計画具体化
- 東洋紡・・・敦賀事業所、クッション材「プレスエアー」焼損設備を今夏復旧
- 三菱ケミカル・・・米のMMA工場4ヵ月ぶり再稼働
- 宇部興産・・・BR事業、付加価値戦略を推進 2021年度メド、千葉に多目的設備
- 日中化学産業会議・・・中国が環境対応強調 RCも受け入れ
*THE PETROCHEMICAL PRESS*
QOL向上に貢献する化学のソリューション
より健康で快適な豊かな生活に対するニーズが高まるなか、化学各社は高度な技術力を駆使してこれらをサポートする多彩なソリューションの提供に拍車をかけている。メディカル、ライフサイエンス、ヘルスケアといった領域は、化学が得意とする分野であり、景気の波に左右されにくく、しかも高い収益性が見込まれる事業分野だ。QOL(クオリティー・オブ・ライフ)向上への貢献を目指す各社の取り組みをレポートする。
東ソー
- 分離精製剤、バイオ医療向け拡大
- 検査装置、新機種・試薬を投入
昭和電工
- ビタミン誘導体 化粧品向けで採用加速
- 新製品・新効能でCS向上
クラレ
- 歯科材料、ジルコニア中心に強化
- CAD/CAM領域に対応
日本触媒
- 化粧品事業を本格展開
- 独自技術と協業で基盤確立
三菱ケミカル
- アルミ樹脂複合版、病院内装向け拡販
- 消臭・抗菌グレードも投入
住友ベークライト
- 高度化・専門化で競争力
- 低侵襲治療分野に積極展開
JSR
- ライフサイエンス、2020年代に1000億円超へ
- 創薬支援、米を本拠地に世界展開
三洋化成工業
- 化粧品原料、プロジェクト好発進
- 基盤強化へまず4製品 第2弾開発も進捗
トクヤマ
- MA事業復権、独自プロセス開発に力
- 医薬向けから化粧品やサプリ、幅広く用途提案
旭化成
- 独自3製品育成に注力
- セルロース技術を駆使
JNC
- 検査診断薬、経済動物向けキット上市
- ヒト向け白癬菌検出、保険適用目指す
三井化学
- 歯科材料、グローバルに展開
- デジタルワークフロー強化
帝人
- 機能性食品素材を拡販
- スーパー大麦イヌリン、エビデンス評価生かす
積水化成品工業
- 高分子ゲルを世界へ
- 米州やアジアなど対応強化
日本ゼオン
- COP、医療包材で安定成長
- バイオチップ、海外視野にOSS事業
宇部興産
- 医療事業、新工場含め生産再編
- 創薬・受託、パイプライン拡充
*THE PETROCHEMICAL PRESS*
- 日本化薬・・・事業創出へ開発前進 6テーマで具体化
- デンカ・・・ノロワクチン工場 ドイツに建設検討
- ポリプラスチックス・・・COC、車載用拡大へ本腰 今秋デポルト完了
- DIC・・・生分解SAP開発へ 天然アスパラギン酸素で
- JSR・・・半導体洗浄剤、米工場を来年稼働 3年後売上高100億円
- 三菱ガス化学・・・スマホレンズPC端材をリサイクル
- 子ども化学ショー・・・化学技術館で8月3~4日
*THE PETROCHEMICAL PRESS*
車外装材に使うジャパンコンポジットの複合材料
三井化学・・・グループの技術一堂に 内外にアピール
三井化学は9〜10日、研究開発拠点の袖ケ浦センター(千葉県)で同社研究所とグループ17社の研究員が一堂に会し、互いの製品や技術などを紹介する技術交流会「TechFinder2019」を開いた。
*THE PETROCHEMICAL PRESS*
- 千葉アルコン製造・・・水素化石油樹脂 来年末稼働へ着工
- 2017年アジアEPS需要・・・378万トン超の高水準
- 日本プラスチック工業連盟・・・プラくず輸出1~3月、21万トンに2ケタ減
- 経済産業省・・・ホルムズ危機に備え原料輸入先多様化を
- デンカ・・・雨どいを15%以上値上げ
- 本州化学・・・本社移転、9月9 日付で本社を現在の東京都中央区京橋から中央区日本橋3―3―9(メル クロスビル4階)に移転 する。電話・ファクス番 号は従来通り。