石油化学新聞

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

  • DIC・・・PPS、2023年にもポリマー増産 海外も視野に年7000トン
  • 旭化成・・・TPE事業の成長加速 輸液バックやアスファルト改質 重点用途開拓に力
  • 再エネ賦課金・・・電解業界、減免縮小を懸念 電力コストアップに
  • ポリプラスチックス・・・5G対応LCP、4品目揃え拡販強化 誘電特性以外も付与
  • 三菱エンジニアリングプラスチックス・・・PBT、コンパウンド増強 四日市、4万2000トンに
  • クラレ・・・新規アルデヒドを展開 イオウ化合物除去薬剤向け
  • フタムラ化学・・・無延伸フィルムを名古屋で増設

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

特集<需給調整局面迎えた合繊原料市場>
合成繊維原料の市況は、世界最大の合繊生産国である中国の需給バランスに大きく左右される。19年は米中貿易摩擦を背景に不安心理の高まりから中国のユーザーが調達を手控えたことで、需給は調整局面を迎えた。しかし、実需は堅調な成長を続けており、早期の市況好転が待たれるところだ。各合繊原料の市場動向などをまとめた。

  • カプロラクタム(CPL)
  • アクリロニトリル(AN)
  • パラキシレン(PX)
  • 高純度テレフタル酸(PTA)
  • モノエチレングリコール(MEG)

*THE PETROCHEMICAL PRESS*

  • 帝人・・・バグフィルター用メタアラミド繊維、世界最細品を開発
  • 上野製薬・・・LCP、高熱伝導分野など新製品で市場拡大 
  • シェル・・・IPA、C法設備、年内休止 月数百トン出荷を継続
  • 信越化学工業・・・サプリメント用錠剤バインダー、成形・保存性高く
  • 積水化学工業・・・SDG貢献タウン 東京工場跡地で公開

【写真】旭化成社員から贈呈された花 束を持つ吉野氏夫妻

ノーベル化学賞旭化成・吉野氏
LiBに脚光「うれしい」
今年のノーベル化学賞にリチウムイオン電池( L i B ) の発明者、旭化成名誉フェローの吉野彰氏が選ばれた。米国の研究者らとの共同受賞となる。受賞が決まった9日、千代田区の旭化成本社で開かれた会見で吉野氏は「環境問題に対する一つの答えとしてLiBが受賞対象になったことは非常にうれしい。この分野の若手研究者に大きな励みになると思う」と語った。

  • PPSコンパウンド・・・前年割れの可能性 2019年世界需要 車両生産停滞受け
  • 経済産業省・・・海洋プラG20シンポ、分解性素材の普及促進
  • 東レ・・・サウジの海水淡水化、2プラント向け受注
  • 三菱ガス化学・・・高硬度PCシート、熱曲げ用を開発
  • 日本化薬・・・ポラステクノを完全子会社化

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