石油化学新聞 5217号
THE PETROCHEMICAL PRESS
<おことわり> 本号(21日付)が今年の最終号となります。年明けは1月1 日号( 新年特集号)からとなります。 ご了承下さい。
- クレハ・・・現中計を2年再延長 PGAの収益貢献化に全力
- 日本ゼオングループ・・・DCP樹脂の増強検討 軽量化で欧米車向け需要増
- 本州化学工業・・・特殊ビスを能力増強 23年度までにビフェノールも
- トクヤマ・・・火力発電、バイオマス比率アップ ボイラー1基を専焼に
- PSジャパン・・・ケミカルリサイクル、PS全3社が事業化 水島に実証設備
- 東ソー・・・3ヵ年計画、設備投資を14%増額 MDIや燃焼剤増産
- 藤森工業・・・情報電子事業を強化 新体制構築 最終製品部材拡大へ
- 宇部興産・・・12月CPL契約価格170㌦高で決着
<特集>自動車分野に力 を傾ける化学企 業〈下〉 (2〜3面)
化学関連企業が自動車分野での用途開発に力を入れている。今年は新型コロナウイルス禍により停滞した自動車産業だが、既に回復基調にあり、自動車が成長産業なのは変わらない。また、自動車産業は100年に1度の変革期とされ、「CASE(コネクテッド、自動運転化、シェアリング、電動化)」と呼ばれる次世代技術の開発が進むなかで、化学関連企業のビジネスチャンスは広がっている。主要企業の取り組みを紹介する。
三井化学
- CoE体制、社内外の連携緊密化
- 材料設計から広報提案まで、テーマを水平展開
日本化薬
- 安全部品、IF新製品拡販に力
- 新用途開拓、歩行者保護や電流遮断
三菱ケミカル
- 新技術、ウェブ展示会で提案
- 高機能内装材など前面に
東レ
- 全社横断的に素材開発
- LiBセパレーターなど増産
旭化成
- 体制再編、エンプラ・繊維で集約
- 海外生産・販売拠点も拡充
宇部興産
- PAコンパウンド、世界4拠点体制に
- PA12、樹脂配管用を拡大
JSP
- 電動車向け提案強化
- EPP、内装分野へ展開
<おことわり> 本号(21日付)が今年の最終号となります。年明けは1月1 日号( 新年特集号)からとなります。 ご了承下さい。