石油化学新聞 5239号
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 三洋化成工業・・・ペプチド農業実証へ 事業化睨み宮崎・新富町と協定
- ADEKA・・・3ヵ年新中計、半導体材料など増産 設備投資に500億円
- 稲畑産業・・・比で押出機2台増設 樹脂コンパウンド年産6000㌧引き上げ
- 三菱ガス化学・・・CFプリプレグ 米国市場開拓へ
- ネイチャーワークス・・・タイにPLA工場 24年稼働米と2拠点体制に
<特集>最終製品の拡大 を機構部品で支 援〜POM (2面)
ポリアセタール樹脂(POM)は、自動車や電気・電子機器、OA機器、雑貨といった幅広い分野で機構部品などの代表的素材として認知され、最終製品の拡大や機能向上、軽量化を背景に市場を広げている。米中貿易摩擦の影響やコロナ禍による混乱で停滞していた需要も足元は回復し、主要メーカーの生産設備はほぼフル稼働状態。ただ、電気・電子機器などでは機構部品が減少傾向にあり、新規用途の開拓は大きな課題。応用分野を広げながら事業基盤を強化し、持続的成長につなげたいところ。
旭化成
「テナック」
- 日本と中国 2種ポリマーで差別化
- ホモ 車載用拡販へ増産
三菱エンジニアリングプラスチックス
「ユピタール」
- 付加価値品 国内外で顧客層拡大
- 低VOC高剛性品 自動車向けに重点
ポリプラスチックス
「ジュラコン」
- 中国 25年に世界規模新系列
- 医療用強化 カーボンNへも対応
THE PETROCHEMICAL PRESS
- カセイソーダ・・・300㌦回復 1年半ぶり 中国の輸出警戒
- 荒川化学工業・・・水素化石油樹脂、非衛材向け拡大
- タタールスタン社・・・S-SBR第5世代品を生産
- 日本ソーダ工業会・・・4月のカセイソーダ出荷内訳
- 千代田化工建設・・・米VCパートナーに
- 千代田化工建設・・・シオノギと連携 医療品技術開発
- DICなど4社・・・スタートアップ支援へコンテスト
- ベンゼン6月ACP・・・25㌦安の970㌦
- 財務省貿易統計・・・輸入ナフサ4月 12%高
- 化学製品値上げ
・三菱ケミカル・・・PVAを50円以上 食品ラップ15%以上
・積水フーラー・・・接着剤を10%以上
・デンカ・・・ABSなど25円
・住化ポリカーボネート・・・PCを40円以上
・三井化学・ケマーズフロロプロダクツ・・・フッ素樹脂を15%
・東ソー・・・PPSなど
・出光ライオンコンポジット・・・オレフィン系複合材
・大洋塩ビ・・・PVCを12円以上
・新第一塩ビ・・・PVCを12円以上
・DIC・・・PPSを10日から PSなどスチレン系
・PSジャパン・・・PSを27円以上
・東洋スチレン・・・PS難燃グレードも
・信越化学工業・・・PVCを10円以上
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 住友化学・・・GHG削減 次世代事業を創出 次期中計に布石
- 三井化学・・・30年度目標 コア営業益2500億円 1.8兆円成長投資
- プライムポリマー・・・PP20万㌧新設 高機能・低炭素化 市原工場
- 東レ・・・気候変動対策へ統括委「サステナビリティ委員会」を4月に設置
- 東レ・・・自動車関連事業 今期17%増収へ
- 帝人・・・炭素繊維中間材 航空機の次世代エンジン部材に
- 東ソー・・・設備投資を積極化 中計想定額を超過
- JSP・・・車向けEPP インドで生産計画
- ポリプラスチックス・・・COC「トパス」、PCR向け採用