石油化学新聞 5284号
THE PETROCHEMICAL PRESS
環境変化を生かすエフピコ 佐藤守正社長に聞く
廃ＰＥＴ 新法成立で調達拡大
プラ削減ニーズ発泡品で対応
コロナ禍をきっかけとした食生活の変化もあり、プラスチック食品容器には「テークアウト」「デリバリー」「冷凍食品」という新たなマーケットが立ち上がった。一方、脱炭素や廃プラ再資源化、そして資源高と、事業環境はコロナ以前から一変し、スーパーをはじめプラスチック食品容器ユーザーのニーズも変わり始めている。国内最大手のエフピコの佐藤守正社長に展望を聞いた。
- 帝人フロンティア・・・全個体電池用 電解質担持シート開発
- 旭化成・・・ＰＯＭホモポリマー、デボトル増強を検討
- ＥＮＥＯＳ、ＪＥＲＡ、ＪＦＥ・・・水素・アンモニア供給、京浜地区で３社協業
- 東レエンジニアリング・・・イオンチャネル、創薬ツール事業化 創薬支援ベンチャーのＭＡＱｓｙｓと
- 帝人と日揮ホールディングス・・・繊維リサイクル、課題解決策を提言
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 三菱ケミカルホールディングス・・・封止用エポキシ、30年までに増設検討
- 出光興産・・・硫化物系固体電解質、大型試験装置建設へ 全固体電池開発に寄与
- 住友化学・・・ＣＰＬ事業から撤退 愛媛の設備を10月停止
- トクヤマ・・・石こうボード、リサイクルで第３拠点 23年４月稼働、処理量２万㌧
- 東洋紡・・・ＰＥＴ系合成紙を再生 23年度に市場投入
- 旭化成・・・再生プラリサイクル、可視化実証で成果 今期中に大規模実験へ
- 旭化成メディカル・・・米のバイオ医薬品ＣＤＭＯ会社買収
- 三菱ケミカルホールディングス・・・バイオポリエス特許が欧で有効
- 東レ・・・化学防護服、高耐水と通気性両立 焼却施設作業向けなど
THE PETROCHEMICAL PRESS
- エポキシ樹脂・・・国内市場に暗雲 需要堅調も 原料高、景況悪化
- ＵＢＥ・・・ＣＰＬ170㌦高の2320㌦
- 石油化学工業協会・・・３月の石化製品生産実績、３月の汎用４樹脂の出荷実績
- アジア化繊産業連盟（ＡＣＦＩＦ）・・・持続可能性実現へ リサイクルなど課題共有
- 日本スチレン工業会・・・2022年３月受払表
- 塩ビ工業・環境協会・・・３月のＰＶＣ、ＶＣＭの生産・出荷
- エピクロルヒドリン・・・国内で値上げ圧力
- 木村化工機・・・省エネヒートポンプ 低温蒸発装置が特許
- 化学製品値上げ
・三菱ケミカルホールディングス・・・ナイロンフィルム
・ＤＩＣグラフィックス・・・オフセット用インキ
THE PETROCHEMICAL PRESS
日清紡ケミカル 高橋郁夫社長に聞く
４事業の成長加速
日清紡ホールディングスの化学品事業中核会社、日清紡ケミカルの業績が好調だ。21年12月期は燃料電池用カーボンセパレーター、断熱製品、機能化学品、ガラス状カーボン材料の４事業すべてで販売を伸ばし、売上高は前期比16％増の１１０億円、営業利益は13％増の20億円となった。22年12月期も売上高は13％増の１２５億円、営業利益は17％増の24億円と２ケタの増収増益を見込む。高橋郁夫社長に業績好調の背景や今後の成長戦略を聞いた
機能化学品 環境対応に力
ウレタン不燃品・防振材投入
セパレーター車載向け視野 ガラス状カーボン増産
- 旭化成・・・ＧＨＧ排出量を可視化 機能樹脂、製品別に
- ＳＡＢＩＣ・・・５Ｇアンテナ用ＰＰＳ ＲＦ性能高く
- プライムポリマー・・・小型ＥＶで自動搬送 姉崎出荷場を合理化
- 昭和電工・・・ＡＩに学習オペ 材料開発を迅速化
- 住友化学とＪＥＲＡ・・・電動車用ＬＩＢ 再利用へＰＪ
- ＫＨネオケム・・・バイオ新興に出資