石油化学新聞 5337号
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 日鉄ケミカル&マテリアル・・・基板用低Df樹脂、ビニル系の拡大進展
- UBE・・・中計設備投資、特殊化へ300億円増額
- 東ソー・・・半導体薬液容器用 HDPEを増産へ
- 東レ・日覺昭廣社長・・・水素製造電解質膜、25年メドに実用化
- 石油化学工業協会・岩田圭一会長・・・競争力強化へ努力 CN新技術国際連携で効率的に
<特集>具体的計画を推進する化学企業のRC活動
化学各社は積極的なレスポンシブル・ケア(RC)活動を通じて、地球環境や安全に配慮した事業を強化している。また、カーボンニュートラル(CN)の実現に向けた取り組みを加速。まずは今ある技術を総動員し、省エネルギーやGHG(温室効果ガス)排出量を削減。そのうえで化学の力で新たなイノベーションを巻き起こし、社会に実装していく。主要化学企業の環境・安全活動の最前線を探る。
JNC
- 教育システム、労災事故防止へ改善
- デジタル化推進、VRや動画など
三菱ガス化学
- 安全活動の範囲拡大
- 配管外観検査にAI活用
クレハ
- 新中長計、8年で環境投資100億円
- CO2削減や廃棄物低減へ
日本化薬
- GHG削減、太陽光発電導入を拡大
- MFCA、成果踏まえ積極適用
デンカ
- 新経営計画、CO2排出削減を加速
- アセチレン新製法30年度実用化へ
レゾナック
- 持続的発展を根幹に
- 環境負荷低減 RC軸にグループで
トクヤマ
- 気候情報を国際標準化
- 環境負荷低減へ取り組み継続
東ソー
- GHG削減 バイオマス発電を新設
- CO2回収、原料化も推進