2008年8月4日(月曜)
第2788号(平成20年)
総 合 面
首 都 圏 版
  • ミツウロコ、M&Dを完全子会社化し風力発電事業を強化
  • 環境整備でイメージ向上!ヤナギ・東石が「環境整備」運動
  • 廃棄メーターで社会貢献 静岡県協青年部が県にAED6台寄贈
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先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 7月28日(月)
    * 6月LPガスCIF速報、92,858円に上昇
    * 6月LPガス需給実勢、節約や生産活動減速で一般用3.2%減
  • 7月29日(火)
    * LPガス国備、24年度に126万トン計画
    * LPガス業界、低炭素社会と共生へ
  • 7月30日(水)
    * ワシダ石油ガスと新日石ガス九州が経営統合 販売量53,000トン
  • 7月31日(木)
    * 市場監視小委、都市ガスの大口部門赤字を問題視
    * 政府、燃料電池40万円等の「低酸素社会づくり行動計画」決定
  • 8月1日(金)
    * 8月CP、プロパン860ドル、ブタン890ドルに下落
    * 配送合理化補助、岩谷産業など6社に交付決定
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
     LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
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2008(H20)年
月4日(月曜)
第2788号

PBN2008-08-04-01

セントラル石油瓦斯
CO2排出権付き
LPガス 10月発売
北海道、東日本で 6%分無償提供

 セントラル石油瓦斯(本社・東京、重松公夫社長)は、北海道、東日本の広範囲でLPガス事業を展開する小売販売6社を通じてCO2排出権付きLPガスを10月に発売する。燃料の使用など生活で発生するCO2を他地域の植林などで相殺する「カーボンオフセット」を利用した仕組みで、Eメールアドレスの登録など一定条件を満たした顧客に、年間6%分の排出権を無償で提供する。さらに、メールアドレスでウェブ上のつながりができた顧客には、LPガスが電化に比べCO2削減効果が大きいことをアピール。高効率ガス機器に買い替えた際の排出差などをポイント還元する特典を設け、ガス機器の販売促進につなげる。


PBN2008-08-04-02

ガス間の対立でスタート
小売自由化の範囲拡大審議

 都市ガスの小売自由化範囲拡大の是非を検討する審議会で、一般ガス(都市ガス)業界とLPガス、簡易ガス両業界の対立が鮮明だ。天然ガスの調達や電力との競争で経営環境が厳しいなか、自由化は認められないという一般ガス業界と、一般ガス事業の独占性に疑問を呈し平等な競争環境を求めるLPガス、簡易ガス両業界という構造。消費者代表は一般ガス業界に、電力業界は両業界と主張を共有する。両主張は隔たりが大きく、審議会事務局の経済産業省が、どのような集約を図るかが注目されるところだ。


PBN2008-08-04-03

8月CP
P860j、B890jに下落
プロパンAL比 史上最低の77・7%

 サウジアラムコが7月30日に輸入各社に通告してきた8月積みCPは、プロパン、ブタンともに900j超えとなった7月から一転し、800j台に下落した。
 通告価格はプロパンがトン当たり前月比45j下落の860j、ブタンが60j下落の890j。今年1〜8月の平均はプロパン850j、ブタン867.50jで、依然として前年より250j近い高値となっている。



PBN2008-08-04-04

エコウィル
寒冷地でどう売るか
GHPコンソ 市場戦略を研修

 GHPコンソーシアム(鴇田勝彦理事長)は7月25日、札幌市のエア・ウォータービルで「全国縦断GHPフォーラム」(札幌会場)を開いた。「環境の時代!いよいよ本番CO2削減」を統一テーマに展開し、最終会場の札幌には約50人が詰め掛けた。
 寒冷地向けノウハウとして、北ガスジェネックスの向中野純氏が「マイナスからのエコウィル販売」をテーマに講演。オール電化攻勢によるガスレス住宅が広がっている北海道で、北海道ガスと営業組織「北ガスグループ リビングサポート」を組織して、ハウスメーカー・工務店への営業展開、住宅展示場でのPRなどに取り組んでいることを説明した。



PBN2008-08-04-05

なにわ短信
ポニョとプロパン

 ▽…宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」を見た。人魚姫の童話をモチーフに、人間に恋する魚の女の子「ポニョ」の奮闘を描いた作品である。本筋とは関係ないのだが、職業柄「災害に強いLPガス」を象徴するシーンに目を引かれた。
 ポニョは自分を助けてくれた男の子と再会するため、人間の子に姿を変え、津波を起こして町にやって来る。
 町は水没し停電する。お母さんは子供たちに温かい紅茶を飲ませようと、ガスこんろに手を伸ばす。果たして火は点くのか。
 見守るポニョの前でこんろは点火し、暗い部屋を照らす。男の子は「プロパンだからだよ」と得意げに語る。たったそれだけのシーンだが、子供たちに温かさを与えるエネルギーの素晴らしさが表現されていた。
 宮崎監督は日本映画界で最大のヒットメーカーである。「崖の上のポニョ」の観客動員もおそらく千万人に届くだろう。千万人が「プロパンだからだよ」というセリフを聞く。なんだか痛快ではないか。



PBN2008-08-04-06

提案販売実践へ
「もっと知り、動こう」
三愛オブリ中国 広島、岡山で道場研修

 三愛オブリガス中国(本社・岡山市、小林眞二社長)は7月16、17の両日、広島、岡山の2会場で「達人道場」を開いた。今年度の販売施策の柱である「もっと知る・もっと動く・もっと徹する」の中から“知る”“動く”ための提案を身につけようと実施したもので、電化対策の最重点商材であるガラストップこんろとエコジョーズの実践的な販売研修を行った。


PBN2008-08-04-07

10月1日
「九州新日石ガス」発足
ワシダ石油ガス 新日石ガス九州と統合

 ENEOSフロンティア(本社・東京、津田直和社長)は7月28日、子会社のワシダ石油ガス(北九州市、山内實社長)と新日石ガス九州(大野城市、大森悦男社長)が10月1日に経営統合すると発表した。ワシダ石油ガスが存続会社で、新社の名称は「九州新日石ガス株式会社」。資本金は2億円の予定。出資比率はENEOSフロンティア89.4%、新日本石油10.6%。社長は未定。統合後の規模は直売件数5万6,200、販売店数361、年間LPガス販売量5万3,000d、売上高68億3,600万円。


PBN2008-08-04-08

活火山
ガスか、電気か?

 ○…「ガスか、電気か?」――。住宅市場の低迷が続くなか、最前線を担うハウスメーカーの営業マンは住宅のエネルギー選択にどんなスタンスで商談に当たっているのか。九州最大級の住宅展示場「hit・マリナ通り住宅展示場」(福岡市西区)で彼らの声を聞いた。
 各社とも、12月末までの入居に適用される住宅ローン控除、金利の上昇や資材高騰などを背景に、見込み客への前倒し提案を急いでいる。
 業界最大手の積水ハウスは、2階建ての「太陽光+エコウィル」ベストミックス住宅、3階建ての全電化住宅などをラインアップ。ベストミックス住宅には、Siセンサーコンロ「デリシア」(リンナイ)や温水式床暖房を備えていた。
 Siコンロの安全性、床暖の快適性、エコウィルの特徴や太陽光との複合メリット、売電の仕組みなど、説明は完璧に近い。営業マン自身も、自宅でエコウィルを使用しているという。同社は太陽光と燃料電池による「CO2オフ住宅」を発売するなど、ガスに対し理解のあるハウスメーカーの一つ。営業マンのスタンスも同様だった。
 外張り断熱を売りにする大和ハウス工業の営業マンは、「一時はオール電化全盛だったが、最近では料理にこだわる方などを中心にガスが盛り返してきた」と話す。
 外壁にALC(軽量気泡コンクリート)を全面採用する旭化成ホームズ(へーベルハウス)。エネルギーの選択基準について、営業マンはオール電化の初期コストや昼間の時間帯が割高になる料金の落とし穴に触れ、「昼間在宅していることが多い家庭では思ったほどメリットが出ない」と生活パターンに応じてガスを推奨する一方、「LPガスは料金が高いとの声が根強い。LPガスエリアではオール電化をお勧めしたい」と乱暴な発言も。他社にも「LPガスなら設備代が要らないので安くできる」と無償配管を当然視し、設備償却やガス代に踏み込まない安易な説明が見受けられた。
 改正建築基準法の影響などで住宅着工数が伸び悩むなか、ハウスメーカー営業マンの多くは売り込みに躍起になっており、顧客の生活スタイルに合わせたエネルギー選びという視点が抜け落ちているように感じられた。商談を早めようと、オール電化に走るケースもあるのかもしれない。
 九州業界では、大分県LPガス協会がハウスメーカーや都市ガス会社と共同で新築住宅向けの床暖房キャンペーンを3年前から展開。営業マン向けの勉強会を開くなど営業支援策を充実させ、ガスを売り込みやすい環境づくりに成果を上げている。こうした試みでハウスメーカー営業マンの実態を知り、連携を強化していくことが、新築住宅の電化阻止を図る近道といえそうだ。



PBN2008-08-04-09

リンナイ
重曹で洗う食乾機を発売
世界初エコ・省エネ・低コスト実現

 リンナイ(本社・名古屋市、内藤弘康社長)は、世界で初めて重曹で洗う「重曹洗浄モード」を搭載した食器洗い乾燥機2タイプ各2カラー計4機種を1日から発売した。発売開始を控えた7月30日には、東京・港区の同社ショールーム・ほっとラボで専門紙記者を対象にした発表会を開き、新製品の概要説明と重曹のオピニオンリーダーであるクリーン・プラネット・プロジェクト代表の岩尾明子さんをゲストに招き、重曹利用の効用をプレゼンテーションした。


PBN2008-08-04-10

システムアンドリサーチ
新規ビジネス体感フォーラム08関東
業界に次の一手を提案
水HODとIT新商材紹介

 システムアンドリサーチ(本社・横浜市、高橋武夫社長)は7月29日、東京・千代田区の九段会館で「新規ビジネス体感フォーラム2008関東会場」を開いた。同フォーラムは、システム系を軸に事業展開を含めたLPガス事業のトータルソリューションを目指す同社が、次の一手を業界に広く提案することを目的に企画。業務提携先のウォーターダイレクト(本社・東京、粟井英朗社長)が供給する富士の銘水「クリティア」のLPガス業界窓口として、「クリティア」による水HODを軸としたビジネスモデル提案、さらに同社の本業でもあるIT系の新商材「Web請求サービス」「オンラインショップサービス」を提案した。