2008年8月25日(月曜) | |
第2791号(平成20年) |
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2009年版カレンダー紹介アニメーション(Java) | ||||||||||||||||||
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<特集>北海道特集2008 | ||||||||||||||||||
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<特集>住宅用火災警報器、設置義務化で普及加速 | ||||||||||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||||||||||
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2008(H20)年 | |
8月25日(月曜) | |
第2791号 | |
PBN2008-08-25-01 熊本県協 世界の子供にワクチン メーター回収益金寄付へ 熊本県LPガス協会(牛島弘喜会長)は社会貢献活動の一環として、途上国の子供にワクチンを贈るNPO法人の活動に協力する方針を固めた。期限切れガスメーター回収運動の益金の一部を寄付するほか、10月に開かれる地元テレビ局主催イベントで募金活動を行うことも検討している。 熊本県協ではこれまでタイ・ラオスでの学校建設を援助したのに続き、地域の会員事業所を子供たちの緊急避難所として開放する「こどもお助け隊」事業や献血運動を手がけるなど、「子供」と「命」をテーマに社会貢献事業を展開している。ワクチンの寄付もそうした流れに沿ったもので、NPO法人「世界の子供にワクチンを・日本委員会」(細川佳代子代表)を通じ子供たちに届けられる。 初年度はポリオ(小児マヒ)ワクチン5万本相当額(約100万円)を寄付する方向で詳細を詰めている。寄付金は期限切れガスメーター回収の益金から捻出する。県下のLPガス販売店の大半が参加する10月の地元テレビ局イベントでLPガスブースに募金箱を設置することも検討中で、熊本県協青年会の松嶋宏平代表幹事は「集まった寄付金はイベント会場でNPO法人に手渡す方向で調整を進めている。メディアも巻き込み、広く一般にも賛同を呼びかけることができれば」と話している。 会員事業者からボランティアで提供される期限切れガスメーターの数は、買い取り価格の急騰や経営環境の悪化などを背景に減少傾向にある。熊本県協ではメーター益金の使い道を明確化するとともに回収方法についても見直しを図るなど体制を整備し、会員に社会貢献活動への協力を呼びかけていく。 PBN2008-08-25-02 日本瓦斯会長、簡ガス協名誉会長 石橋幸弘氏が死去 日本瓦斯会長で日本簡易ガス協会名誉会長の石橋幸弘(いしばし・ゆきひろ)氏が16日、急性心不全のため死去した。76歳だった。密葬は近親者のみで行われた。社葬は9月11日12時半から、東京・中央区築地3−15−1の築地本願寺本堂で行われる。葬儀委員長は和田眞治・日本瓦斯社長。喪主は妻、邦子さん。連絡先は日本瓦斯総務部・秘書広報室(電話03−3553−1281)。 石橋氏は昭和7年1月28日、島根県浜田市に生まれた。25年3月島根県立浜田高校(旧制浜田中学)の第1期生として卒業した後、岩谷産業に入社。30年7月の日本瓦斯の設立に伴って同社に入社。以来、創業功績者の岩谷直治氏(岩谷産業創業者)、初代社長の本山修策氏を支えて、日本瓦斯を簡易ガス日本一に育て上げた。48年9月専務、62年6月社長を経て、平成12年6月から会長。 公職でも活躍した。昭和45年のガス事業法改正によって誕生した簡易ガス事業の先頭に立って住宅の高度化や生活改善に貢献し、日本簡易ガス協会の役員としても簡ガス事業の地位向上に奔走。平成8年6月第4代会長に就任した。 今年6月の第38回定時総会で会長職を退いて顧問に就任したが、副会長職12年、会長職12年の長きにわたる簡ガス業界への多大な功績によって、協会から「名誉会長」の称号が贈られた。会長時代には街づくりに貢献する簡易ガスビジョンづくりを主導。また、19年3月には簡ガスの新しいブランド「コミュニティーガス」を発表した。 岩谷直治記念財団常任理事、LPガス振興センター評議員、総合資源エネルギー調査会審議委員など数多くの公職を務めた。7年秋には藍綬褒章を受章。趣味は読書、ゴルフ、囲碁。好きな言葉は「憂きことのなを此の上に積れかし 限りある身の力ためさん」であった。【2面に関連記事】 石橋幸弘氏を悼む 日本瓦斯の石橋幸弘会長が8月16日に急逝された。郷里の島根県浜田市に帰省して友人、知己と交歓、ご機嫌よくホテルに投宿、テレビを見ながらまことに穏やかな往生だったという。病名は急性心不全である。 18日、ご遺体は奥様、ご子息に付き添われて帰京された。浜田市から広島空港へ霊柩車で、羽田空港から千葉県我孫子市のお宅に向かうご遺体が八丁堀の日本瓦斯本社ビルを通過したのは午後5時であった。全社員が黙祷して霊柩車をお迎えし、お見送りした。 その報に接するや記者は、とるものも取りあえずニチガス本社に後藤正雄副会長や和田眞治社長に弔問のあいさつに伺った。お話していると、いつものように会長室からひょいと石橋さんが現れて来るような錯覚に陥るのであった。 石橋会長とは昭和30年にニチガス創業の当時からのお付き合いだから半世紀を超す。その間、多くのことを教わった。議論もした。LPガスの発展には家庭風呂の普及に如くはないと業界有志と語らってムーブメントを起こした。また、料金問題研究会を組織して最低料金付きブロック料金や二部制料金、用途別料金などLPガス業界に料金問題の考え方とその展開方法を普及させたのも石橋会長やTOKAIの藤原明会長の功績だった。 LPガスの用途開発では枚挙にいとまないが、一、二の事例を挙げれば、自動車燃料としてのLPガス、簡易カセットこんろ、GHPによるガス空調等々がある。そして会長が常に言葉にした「地域密着」「我ら闘う集団」「需要家百万軒」「ガス供給100万d」を思い出す。 石橋会長のご遺体を黙祷してお見送りした社員一同は、会長のこの教えをあらためて銘記したことだろう。 石橋会長、もって瞑せられよ。安らかにおやすみ下さい。(石油化学新聞社相談役・成冨健一郎記) PBN2008-08-25-03 「環境」追い風に需要開拓へ邁進 北海道特集2008 7月7〜9日に開かれた北海道洞爺湖サミットでは、CO2排出削減など地球温暖化対策の国際的な枠組みづくりが主要なテーマとなった。国民の環境意識も高まり、LPガス業界でもカーボンオフセットを利用したCO2排出権付きLPガスを発売するなど、環境活動に取り組む企業が増えてきている。電化攻勢などエネルギー間競争が熾烈化するなか、LPガスの環境性、快適性を消費者に広く伝えることで需要拡大、省エネ機器拡販につなげていきたい。小山秀昭・道協会長インタビューや有力事業者の重点政策、需要開拓に取り組む販売事業者の姿を紹介する。 PBN2008-08-25-04 「08年版、元気なモノ作り中小企業300社」 伊藤工機が選ばれる 中小企業庁 高い“技術力”を評価 伊藤工機(本社・東大阪市、内海二郎社長)は、このほど発刊した経済産業省中小企業庁編の2008年版「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれ紹介された。同庁では、選定企業のさらなる躍進と他の中小企業の励みとなることを目的に、2006年、2007年版を発刊したところ、マスコミ、金融機関による活用、従業員の志気向上等の反響、効果が予想以上にあった。そのため第3回を実施し引き続き、全国各地で高度なモノ作りをする中小企業を取りまとめ、関係機関に広くPRする目的で作成した。 編集に当たっては、全国の経済産業局、中小企業基盤整備機構や金融関係において、地域における報道や日頃のネットワーク活動、地域中小企業に詳しい専門家、公設試のネットワーク等も活用し、事例集の収録にふさわしい企業を選定した。今回は、“流れを科学するガス供給機器のエキスパート”として長年培ってきた同社の高い技術力が評価された。 同書では、LPガス供給形態のスタンダードとなっている主力商品の「自動切替調整器」や災害発生時に、都市ガス用のレンジや給湯器などをLPガスで使用することができる「移動式ガス発生装置」などが紹介されている。これまでに、同社の絶え間ない新商品開発に向けた取り組みが高く評価され、日本ガス協会の「技術大賞」を2回、「技術賞」を3回受賞している。 また、近年は、グループ会社であるアイティオー・エフシステムを中心に海外へのシェアも拡大しつつあり、韓国、中国(上海)、ベトナム(ホーチミン)の海外拠点を持つ。毎年、海外で開催される展示会にも積極的に出展しており、ITOブランドは世界に向けて確実に浸透している。 |