2009年5月11日(月曜)
第2826号(平成21年)
  「今」を伝え「明日」を語る
総 合 面
LPガス会社年鑑
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首 都 圏 版
  • サンワ「エコパーク2009」、環境良品を一堂に紹介
  • 日本瓦斯、08年度の営業益6割り増し グループ顧客は85万件に
  • 東彩ガス、政策投資銀行の環境格付融資の適用を受け3億円調達
  • <韓国は今>充填所粗利キロ10円に
地 方 版
LPガス資料年報
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • NTTテレコン、FOMA端末用ソーラー電源を7月に発売へ
  • 日本ボトルウォーター協会が総会、数年間は20%成長に
  • 住生活グループがサンウエーブを傘下に
  • 厨房・給湯機器の08年生産金額ベースで電気がガスに肉薄
GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績
H20年第四四半期
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石油化学新聞社は今年55周年

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    * 休日の為休刊
  • 5月7日(木)
    * 住生活グループ、サンウエーブ工業と業務・資本提携
    * 3月LPガスCIF確報、円安でt当たり48,638円に値下がり
  • 5月8日(金)
    * 伊藤忠エネクスがCO中毒撲滅運動に力 湯沸器の交換、業務用センサー設置など柱
    * 3月末LPガス販売事業者23,101者に減少(保安院まとめ)
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2009(H21)年
5月11日(月曜)
第2826号

PBN2009.5.11-01

新日本石油
09年度家庭用販促策を展開
「創エネハウス」で需要開拓
特約店研修 世代別戦略で囲い込み

 新日本石油は09年度、需要開拓に重点を置いた新たな家庭用販売施策を展開する。さまざまな最新エネルギー機器を備えた住宅一棟(創エネハウス)を横浜市に建設。住宅性能向上やCO2削減ニーズを踏まえ、同社として今後の家庭用エネルギー機器の方向性を示したもので、ライフスタイルなどに応じた機器の組み合わせを研究し、そこで得たノウハウや情報を特約店に提供する。06年から全国展開している研修会では今期から、「世代別戦略」の提案を始める。さらに、石油との兼任などで希薄化しつつある自社営業社員のLPガス知識向上を図り、取引先の需要開拓サポートを強化する。


PBN2009.5.11-02

P380j、B400jに3ヵ月連続下げ
5月CP

 サウジアラムコが4月29日に輸入各社に通告してきた5月積みCPは、トン当たりプロパンが380j、ブタンが400jとなった。前月からプロパンは15j、ブタンは5jの下落で、3カ月連続の値下がり。アラビアンライト原油熱量換算比はプロパン90・8%(先月は105・2%)、ブタン96・9%(同109・4%)となり、100%を割ったのは昨年12月以来5カ月振り。
 5月CP決定の背景には、原油価格が比較的落ち着いていることや、非需要期に入り、日本・韓国のスポット需要が見当たらず、海外マーケットが弱含みで推移したことなどがある。また、サウジアラムコが今年に入り長期契約者に通告していた供給量のカットを4月積みCPから急きょ撤回したことにより、需給が軟化したことも要因。


PBN2009.5.11-03

販売事業者
3月末で2万3101者に
前年比792者減 再編・競争激化が影響

 原子力安全・保安院LPガス保安課によると、3月31日現在のLPガス販売事業者数は、全国合計で2万3101者だった。1年前の19年度末と比べると792者減少しており、数百件台後半ずつ減少していく最近の傾向は変わらなかった。エネルギー間競争の激化や後継者難が影響し、ほぼすべての地域で減少した。


PBN2009.5.11-04

主要各社が5月値下げ
1立方10〜30円 年明け第3弾の企業も

 中部地区の主要LPガス販売事業者が、原料費調整制度を導入している事業者を除き、5月検針分から相次いで料金引き下げに踏み切っている。4月のCP下落に対応したもので、多いところでは09年に入り第3弾の値下げとなっている。


PBN2009.5.11-05

「ココラボ」
“快適な家”創造を支援
ユートピア新型ショールーム開設

 「快適我が家研究所・ココラボ」は快適生活を実現するエコ機器を展示しているうえ、すべての機器を実際に動かせることが大きな特徴。「洋服は買う前に試着する。ガス器具も商品機能を十分理解して買っていただくことが大事。お客さまがさまざまなエネルギー機器を比較し、最良のものを選択していただけるようにした」(水田社長)。
 例えば給湯器。お湯はスイッチ操作でエコキュート、エコウイル、エコジョーズのいずれかから出てくる。電気とガスで出湯の勢いがどう異なるか、ひと目で分かる仕組み。同様に、ガスこんろとIHも調理して味を比較できるようにした。「まず間違いなくガスで調理した方がおいしいと、お客さまは答える」(水田達也営業本部長)。ダッチオーブンや炊飯用の鉄釜なども陳列し、味にこだわる主婦の要望にも応えられるよう配慮した。
 同社は顧客ニーズに対応して、電化機器も取り扱っている。どのエネルギー機器がいいのか、顧客に押し付けるのではなく、実機を使って各機器を比較し、選んでもらう姿勢を前面に出す。ハイブリッドカウンター内蔵のガスメーター(東洋計器製)、ワイヤレス集中監視システム「パケガスくん」(NTTテレコン製)も展示している。



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