2011年6月20 日(月曜)
第2932号(平成23年)

「東日本大震災」で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

石油化学新聞社は3月11日の地震発生直後から、本社LPG局に成冨治社長を本部長に「大震災報道本部」を設置。「プロパン・ブタンニュース」「日刊プロパン・ブタン情報」の震災報道を本格化しています。

石油化学新聞社は、全社挙げて甚大被害、非常報道体制をとりながら、「ともに生きる業界の姿」をクローズアップします。LPガス業界は被災地の皆様とともに歩きます。

           石油化学新聞社 プロパン・ブタンニュース


総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
東日本大震災
  • 全国マルヰ会、災害支援と地域貢献を
  • サウジ基金、仮設住宅に ガス料金支援1戸に最大3万円
  • 東北6県協会、会費免除をLP協へ要請へ


LPガス資料年報
地 方 面
2012年版 ガスカレンダーのご紹介
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • 日本LPガス供給機器工業会、保安啓発活動に注力
  • コスモス・ベリーズ、LPガス業界の加盟店450者越える
  • LIXIL、恒常的な節電・環境対策をグループ挙げ徹底
GHPとコ・ジェネ版        GHP出荷実績 H22年4Q・通期 
  * 東京・多摩地区で小中学校の冷房化進む 都の助成金で各市が導入検討
  * 学校空調でLPガス仕様の提案を
  * 東京電力管内、電力不足長期化へ 夏の計画停電拡大は不可避 
  * 「EHPからGHPへ」化学工学会が電力危機に緊急提言
GHPフォーラム
平成23年度日程

 ・7/ 7名古屋
 ・7/ 8大阪
 ・7/14福岡
 ・7/15広島
 ・7/27東京 
 <LPガス協会特集>
  * エネルギーベストミックスを提案
  * エネルギー危機救え!災対バルクやFC、GHPを公的施設に常備を
  * 23年度充填事業のポイント
  * 地方協会の課題と展望
  * 復興ドキュメント/共に生きる
  * 安全・安心体制のキーワード
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 6月13日(月)
    * LPガス協会、震災復興を最重点、新法人化へ秋に臨時総会
    * 3・11後のエネルギー間競争は新局面に
  • 6月14日(火)
    * 仮設住宅のLPガス料金支援、27日から開始
    * 電力逼迫、ガス活用で57万kW節電と試算
  • 6月15日(水)
    * 4月LPガス販売量、電力用加えて前年同月並み
    * 軒先在庫がユーザーに安心感与える
  • 6月16日(木)
    * JGEグループ、エネルギーソリューション事業者に転換を
    * ガス協会総会、分散型エネの導入やガス冷房の普及を促進
  • 6月17日(金)
    * エネルギー政策見直しを見据えLPガスの位置づけ、役割明記を働きかける
    * 東北業界、仮設住宅のガス料金支援や会費免除など
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
    e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2011(H23)年
6月20日(月曜)
第2932号

PBN2011.6.20-01


日協
松澤新体制スタート
副会長に鈴木・山アの2氏
「LPガスの地位向上に意欲」

 日本LPガス協会は15日に開いた平成23年度定時総会後の理事会で、松澤純・ENEOSグローブ社長を第29代会長に選任した。前会長の古薗雅英・コスモ石油ガス社長は相談役に就いた。また、副会長には鈴木兼介・コスモ石油ガス専務(24日付で社長就任予定)、山ア達彦・アストモスエネルギー社長が就任した。松澤新会長は東日本大震災後のエネルギー政策に触れ、行政などにLPガスの位置づけ向上を働きかけていくべきと指摘した。
 記者会見で松澤新会長は、東日本大震災後のエネルギー政策見直し問題に焦点を当てて、「エネルギー政策は原発を基幹とする偏在型からベストミックスへと転換していく。LPガスは災害に強い分散型エネルギーとして、こうした課題に着実に応えていけるエネルギーだと確信している。政策にしっかりと位置づけされ、役割が明記されるよう、行政などに提案し働きかけていく」と述べ、LPガスの位置づけ向上に意欲を示した。


PBN2011.6.20-02


三谷商事ガス住設部
北陸で太陽光に本腰
積雪地でも大きなメリット

 三谷商事ガス住設部(福井市、古市浩昭部長)は今年から太陽光発電システムの販売を積極的に推進し、「積雪地でもメリットの大きい太陽光発電システム」として周知活動を展開している。自然エネルギーを活用して太陽光や太陽熱温水器など再生可能エネルギーを利用した機器とガスの組み合わせを積極的に提案していく考え。


PBN2011.6.20-03


高効率機器を拡販
シナネンなど 5社対抗キャンペ開始

 シナネン関西支店(椎名忠聡支店長)、ダイネン(本社・姫路市、早原勝正社長)、ミツウロコ関西支店(池田貞彦支店長)、大阪ガスLPG(本社・大阪市、中井喜三社長)、伊藤忠エネクスホームライフ関西(本社・大阪市、長野政明社長)は1日、5社対抗キャンペーンを開始した。14日には大阪市の新大阪第一生命ビルで決起大会を開き、9月末までの期間、高効率機器の販売に全力を挙げると誓った。
 キャンペーンは関西地区の電化対策と環境問題への取り組みとして始まり、今年で9回目。回を重ねるごとに参加企業が増え、昨年から5社になった。
 高機能こんろとエコジョーズの2部門で、昨年度の販売実績台数を基準に、基準を超えた台数(絶対値)を競う。


PBN2011.6.20-04


なにわ短信
氷枕で酷暑しのぐ

 ▽…関西電力が15%の節電要請に乗り出した。7月1日〜9月22日の平日午前9時〜午後8時が対象だ。共働きで子供がいない記者の自宅では、待機電力しか使わない時間帯なので、節電したくてもやりようがない。
 今回の節電騒ぎのはるか前から、わが家は節電に努めてきた。暑さ、寒さで有名な京都盆地のマンション暮らしだが、月間の消費電力は130〜150kw時で季節変動がほとんどない。金額にすれば3千円程度である。
 冬はガスの床暖房、夏は扇風機と氷枕で過ごす。猛暑だった昨年、一度もエアコンを使わなかった。7年間住んでいるが稼働日数は累計50日に満たない。引っ越す前のアパートはエアコンがなかった。
 節電による暑さや不便も、数週間で慣れてしまう。高齢者や幼児がいない家庭なら、節電生活もそんなに悪くない。


PBN2011.6.20-05


5県協が総会
震災の教訓事業に反映
防災体制強化 LPガスの特性PR

 中国地方の5県協会が5月25〜27日にかけて通常総会を開き、今年度事業計画を決めた。各県協会とも、福島原発事故の教訓が事業計画に色濃く反映されており、Siセンサーコンロ、エコジョーズなど進化したガス機器とエネファーム、LPG車などの普及促進によるガス需要の拡大に加え、再生可能エネルギーとの組み合わせによるエネルギーのベストミックスと分散化の推進、地震などの災害に備えた供給体制や防災体制の充実・強化などを挙げている。


PBN2011.6.20-06


エネベストミックスを提案 LP協総会
川本会長
震災復興は共助の精神で
新法人化へ秋に臨時総会

 LPガス協会は8日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で「平成23年度通常総会」を開き、東日本大震災を重視し、重点事業の基本に復興対策などを据えて対応を強化することなどを決めた。改選期に当たったが、川本宜彦会長(サイサン)、小寺明副会長(伊藤忠エネクス)、椿貴喜副会長(明治モーターガス)は留任。新たに北嶋一郎(兵庫県LPガス協会)、遠藤祐司(群馬県LPガス協会)、谷本光博(岩谷産業)の3氏を副会長に選出した。被災地域の復興に全力を挙げるとともに、原発問題を見据えながらエネルギーのベストミックスを提案していく。来春の新法人化を見据えて秋に臨時総会を開く。総会前に震災犠牲者に黙とうを捧げた。


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